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眼窩【がんか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

眼窩
がんか
orbit
頭骨の前面にある,眼球の入っているくぼみ。類円形の眼口を底面とした四角錐形 (ピラミッド型) で,底面以外は骨壁で囲まれ,眼球およびその付属器神経血管,外眼筋,涙腺脂肪などを保護している。四角錐の頂点後方って視神経管となり,視神経および眼動脈が通っている。このほかの神経および血管は,上の眼窩裂から出入りしている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

がん‐か〔‐クワ〕【眼×窩/眼×窠】
眼球の入っている、頭蓋骨の深い大きなくぼみ。がんわ。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

がんか【眼窩 orbit】
頭蓋の前面のほぼ中央部にあって,眼球およびその付属器官(視神経,外眼筋,涙腺等)を入れる1対のくぼみで,そのすきまは大量の脂肪組織によって占められている。形状は四角錐体様で,容積は約25~30mlであり,視神経管,上・下眼窩裂等の主要な開口部をもつ。これらの開口部を通じて,眼窩内に神経や血管が分布している。視神経管は視神経と眼動脈,上眼窩裂は動眼神経滑車神経顔面神経第一枝,外転神経と上下眼静脈,また下眼窩裂は眼窩下神経と眼窩下動脈等が通過する。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

眼窩
がんか
顔面を形づくっている頭蓋(とうがいこつ)(顔面頭蓋)が、眼球およびその付属組織(眼筋、脈管、神経、涙腺(るいせん)とその付属器、眼球周囲の眼窩脂肪組織)を収容するために形成した1対の陥凹部のことで、全体の形態は四面錐体(すいたい)形をしている。その底面は眼窩入口にあたり、先端部は後内側方向を向いている。したがって、左右両眼窩の長軸を延長すると、後頭骨内面後端の内後頭隆起の部分で交差する。眼窩後端部には視神経管がつくられている。眼窩を形成している骨壁は内側壁(鼻側)では篩骨(しこつ)、蝶形骨(ちょうけいこつ)、上顎骨(じょうがくこつ)、涙骨が関与し、上壁では前頭骨と蝶形骨の一部が関与する。下壁では上顎骨、前頭骨、口蓋骨(こうがいこつ)が関与し、外側壁(側頭側)では蝶形骨と頬骨(きょうこつ)が関与する。四面のうち、内側壁がもっとも壁が薄い。眼窩壁の上と下には、上眼窩裂および下眼窩裂という骨間隙(こつかんげき)があり、眼球に関係する神経や動静脈が出入りする。視神経管には、視神経、眼動脈が通っている。眼球の運動をつかさどる眼筋(動眼筋)の大部分は、視神経管と上眼窩裂の内側を囲む総腱輪(そうけんりん)からおこり、眼球に付着している。眼窩内側壁の前部には涙嚢窩(るいのうか)というくぼみがあり、涙嚢を入れる。涙嚢にたまった涙液は鼻涙管を通って下鼻道に出る。眼窩の容積は男子で約26.0立方センチメートル、女子で約23.0立方センチメートルとされている。[嶋井和世]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

がん‐わ【眼窩】

出典:精選版 日本国語大辞典
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