●矢作川【やはぎがわ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
矢作川
やはぎがわ
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デジタル大辞泉
やはぎ‐がわ〔‐がは〕【矢作川】
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世界大百科事典 第2版
やはぎがわ【矢作川】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
矢作川
やはぎがわ
愛知県西三河地方を北から南に貫流する川。源流は長野・岐阜両県の山地、途中は花崗(かこう)岩類の三河山地、岡崎平野を経て三河湾(衣ヶ浦(ころもがうら)湾)に注ぐ。延長117キロメートル、流域面積1830平方キロメートル。矢作古川(やはぎふるかわ)が旧本流であるが、1605年(慶長10)に人工開削によって現本流は衣ヶ浦湾に注ぐようになった。上流は山地、下流は岡崎平野、湾岸はノリ養殖の盛んな農漁村で、岡崎平野の豊田(とよた)、岡崎、刈谷(かりや)、安城(あんじょう)、西尾、碧南(へきなん)、知立(ちりゅう)、高浜の八都市は自動車産業を中心に工業の盛んな地域である。すなわち、上流は山村、下流は漁村、中間に工業都市という配置から厳しい水資源の問題を抱えている。明治期の矢作川は農業用水の給源で、「明治用水」「枝下用水(しだれようすい)」が開削され、碧海(へきかい)台地は二用水の通水によって約1万ヘクタールの水田と化した。
[伊藤郷平]
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