●石鎌【いしがま】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
石鎌
いしがま
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デジタル大辞泉
いし‐がま【石鎌】
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世界大百科事典 第2版
いしがま【石鎌】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
石鎌
いしがま
磨製石器の一種。粘板岩、頁岩(けつがん)などの水成岩質の岩石を研磨し、現在の鉄製鎌に類似した石器。穀類の穂つみ用具と考えられるが、同用途の石包丁と比較すると、分布圏も狭く、出土例もきわめて少ない。同型の青銅品、鉄製品も弥生(やよい)文化の遺跡で1、2の破片が発見されている。朝鮮半島、中国大陸河南・河北省方面からも類似の磨製石器の発見があり、この型の石器は、弥生文化の時代に大陸から朝鮮半島を経て、青銅製品とともに渡来したが、西北九州の一部で使用されただけであったと考えられる。鎌のように反りのあるものもあり、一端は先がとがり、他端は方形で、端部に近い両側にはえぐり込みがあり、紐(ひも)で柄部へ結び付きやすくしてある。
[江坂輝彌]
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精選版 日本国語大辞典
いし‐がま【石鎌】
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