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石鎚山脈【いしづちさんみゃく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

石鎚山脈
いしづちさんみゃく
四国の北西部,四国山地西半の主体をなす山脈。北側を中央構造線断層線が通り,特に四国中央市から西条市の間は,日本有数の壮大な石鎚断層崖を示す。南斜面では仁淀川吉野川上流の諸支流が流下する。東から平家平,笹ヶ峰,伊予富士瓶ヶ森山,伊吹山,岩黒山,石鎚山天狗岳(1982m),石墨山,皿ヶ嶺などが連なる。このうち瓶ヶ森と皿ヶ嶺は隆起準平原の名残りで山頂は平坦面を示す。山脈の基盤岩は三波川変成岩類で石鎚新第三紀層の久万層群には植物化石が多い。ヶ森,笹ヶ峰は登山,キャンプの好適地。石鎚スカイラインは各山頂を通る自動車道に続き,国道 194号線に合流する。一部は石鎚国定公園に属する。

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デジタル大辞泉

いしづち‐さんみゃく【石鎚山脈】
愛媛県・高知県の東西に連なる山脈。四国山地の西半分を占め、東半分の剣(つるぎ)山地に対する。四国最高峰の石鎚山ほかに笹ヶ峰(標高1859メートル)・伊予富士(標高1756メートル)・瓶(かめ)ヶ森(標高1896メートル)・堂ヶ森(標高1689メートル)などの山々がある。北側を中央構造線が走り石鎚山断層崖をつくっている。石鎚国定公園の中心。

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世界大百科事典 第2版

いしづちさんみゃく【石鎚山脈】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

石鎚山脈
いしづちさんみゃく
高知・愛媛県境東部に連なる山脈。四国の脊梁(せきりょう)山脈の西半を占める。法皇(ほうおう)山脈から佐田岬半島に達する東西系上昇軸と、高縄半島から足摺(あしずり)岬に至る南北系上昇軸の地波が重なり石鎚山脈が形成された。第三紀の火山の侵食によってできた、鋭くそそり立つ岩峰もあるが、皿ヶ嶺(みね)、大森山、瓶(かめ)ヶ森などには準平原または化石準平原遺構がのっていて、なだらかな山容をみせる。しかし上昇量が大きい周辺では侵食の営力も強く働き、傾斜の大きい険しい谷が発達する。山脈の北側は中央構造線の断層でくぎられ、広大な急斜面帯が続く断層崖(がい)がそそり立っている。一方山脈の南面では、緩斜面が広く続き、外帯の三波川(さんばがわ)変成岩帯特有の山容をもった壮年期山地が続く。これらの山地は基盤の結晶片岩の上に湖成堆積物(たいせきぶつ)、火山性堆積物、溶岩などの石鎚第三系の地層をのせている。山脈の周囲では急勾配(こうばい)の回春谷が発達し、急流や滝が多い。[深石一夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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