@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

石鏃【せきぞく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

石鏃
せきぞく
石製の (やじり) 。黒曜石,ケイ岩,安山岩粘板岩などの各種のでつくられている。打製と磨製がある。日本では縄文時代弥生時代を通じて存在する。石鏃は大きく分けて,有茎,無茎,柳葉形がある。無茎には二等辺三角形のもの,底辺がくぼんだもの,そして底辺の両端つばめの尾のようになっているもの,また鍬形をしているものなどがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

せき‐ぞく【石×鏃】
石で作った鏃(やじり)。日本では縄文時代には主として狩猟のために用い、弥生時代には武器としてのにも使った。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

防府市歴史用語集

石鏃
 石のやじりのことです。主に縄文時代から弥生時代にかけて見られます。1cm程度の小さなものから、5cmくらいの大きなものまで様々です。

出典:ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

せきぞく【石鏃】
矢のさきに用いる小型の石器。通常便宜的に,長さが5cm以下で重さが5gまでのものを石鏃と呼び,それ以上のものを石銛石槍と呼びわけている。世界中の新石器時代以降の遺跡から出土する。出現矢柄の発見例からみて後期旧石器時代最終末ごろであるが,石鏃の出現がそこまでさかのぼるかどうかには諸説がある。石鏃は全世界的に両面から押圧剝離を加えた打製のものが一般的であるが,中国では新石器時代当初から磨製石鏃を用いている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

せきぞく【石鏃】
矢じりとして用いられた石器。日本では縄文・弥生時代に見られる。矢の根石。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

石鏃
せきぞく
矢の先端につける石製の鏃(やじり)。日本では縄文時代に出現し普及する。すべて打製によるもので、黒曜石、珪岩(けいがん)、硬質頁岩(けつがん)、サヌカイトなどの硬くて打ち欠きやすい石材が選ばれている。長さ2センチメートル前後のものが普通である。有茎のものと無茎のものとがあり、形にはさらにバラエティーが目だつ。石鏃は、矢柄(やがら)に装着するが、その際鹿角(ろっかく)製の根ばさみが使われることもあった。また、固着剤としてアスファルトが利用された。漆の使われた可能性もある。矢柄材は、竹が一般的であったと考えられる。その片鱗(へんりん)も発見されている。石鏃が射込まれたままの人骨片(尺骨、愛知県伊川津(いかわづ)貝塚例)やシカの坐骨(ざこつ)(静岡県蜆塚(しじみづか)貝塚例)などが知られ、これらから石鏃の威力と限界を察知できる。
 弥生(やよい)時代には、打製とともに磨製の石鏃が発達した。北九州の出土品は長い茎(なかご)と縞(しのぎ)をもち、南朝鮮のものと酷似する。他は両側縁の張った二等辺三角形を呈し、底辺寄りの中央部に一孔をもつ。ともに粘板岩製が多い。実用品でないケースも考えられる。[岡本 勇]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

せき‐ぞく【石鏃】
〘名〙 石器時代に主として狩猟に用いた石の鏃(やじり)。木、また竹などの柄に着装して矢としたもの。石器のうちでは、もっとも使用度が高い。
※日本紀略‐貞観一〇年(868)四月一五日「出羽国言。飽海郡月山、大物忌両神社前、雨石鏃六枚」 〔北史‐勿吉国伝〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

いし‐やじり【石鏃】

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

石鏃
せきぞく
縄文〜弥生時代に使用された石製のやじり
打製と磨製,無柄と有柄がある。縄文時代は打製であり,磨製は弥生時代につくられた。材料は黒曜石や粘板岩が用いられた。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

石鏃」の用語解説はコトバンクが提供しています。

石鏃の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation