●確率密度関数【かくりつみつどかんすう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
確率密度関数
かくりつみつどかんすう
probability density function
確率密度あるいは密度関数ともいう。確率変数 X が,区間 [a,b] 内の値をとる確率を Pr(a<X<b) とするとき,これが,ある関数 f(x) の区間[ a ,b ]での定積分で表わされれば,このときの関数 f(x) を X の分布の確率密度関数という。確率変数が2つの場合も同様に定義できる。確率変数を X1 ,X2 とするとき,任意の a ,b ,c ,d に関して,X1 ,X2 がそれぞれこれらの区間内の値をとる確率を Pr(a<X1<b,c<X2<d) がある関数 f(x1,x2) の,この区間内での重積で表わされるとき,f(x1,x2) を複合分布 (x1,x2) の確率密度関数という。
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世界大百科事典 第2版
かくりつみつどかんすう【確率密度関数】
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