●磁極【じきょく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
磁極
じきょく
magnetic pole
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
じ‐きょく【磁極】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
じきょく【磁極 magnetic poles】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
磁極
じきょく
magnetic pole
一般に磁石がもっとも強く鉄を引きつける場所のこと。磁性体は残留磁化をもつことができ、とくに磁化の強いものは磁石になる。棒状の磁石に磁針を近づけると、一方の向きなら引きあい、反対の向きにすると反発しあう。磁針のN極が引きあう磁石の先をS極、反発しあう先をN極とする。「磁化」とはS極からN極へ向けて微小領域の磁気モーメントが並んだ状態と考えることができる。
[河野 長]
地球の磁極
地球の表面での地磁気の方向を調べると、鉛直上向きになる所と鉛直下向きになる所が1か所ずつあり、それぞれ北磁極(2000年には北緯81.3度、西経110.8度)、南磁極(同、南緯64.7度、東経138.0度)とよばれる。一方、地球磁場を全体としてみると双極子型の磁場成分が非常に大きい。そこで、これらの磁極とは別に、地球磁場をもっともよく近似する地球中心にある双極子を計算で求め、その軸を延長したとき表面と交わる2点を地磁気北極および地磁気南極という(2005年の極の位置は北緯79.7度、西経71.8度と南緯79.7度、東経108.2度)。定義から明らかなように、二つの地磁気極を結ぶ直線は地球の中心を通るが、北磁極と南磁極の間にはそういう関係はない。
[河野 長]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
じ‐きょく【磁極】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
化学辞典 第2版
磁極
ジキョク
magnetic pole
磁石の両端は鉄粉を引きつける力がとくに強いので,ここに磁気量が集中しているように思われる.この部分を磁極とよぶ.磁極には正および負の種類があり,地球上で北のほうに引かれるものは正の極または北極,南のほうに引かれるものは負の極または南極という.磁極の強さは磁気量である.正および負の磁気量は単独では存在することができないので,磁石には必ず正および負の磁極が存在し,それらの絶対値は互いに等しい.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)
Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「磁極」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●磁極の関連情報