●磐舟柵【いわふねのき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
磐舟柵
いわふねのき
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デジタル大辞泉
いわふね‐の‐さく〔いはふね‐〕【磐舟柵】
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世界大百科事典 第2版
いわふねのさく【磐舟柵】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
磐舟柵
いわふねのき
新潟県村上市地内にあった古代城柵(じょうさく)。前年設置の渟足柵(ぬたりのき)と呼応し、北越地方の開拓経営基地として、648年(大化4)に設置された。村上市岩船地区の旧岩船潟近くにあったと考えられる。三面(みおもて)川を境界として、その北部山地の蝦夷(えみし)、夷狄(いてき)に対する防衛基地としての役割も担っていたと認められ、北部が平穏化するまでこの柵の任務は重要で、698年(文武天皇2)と700年にも、「石船柵」の表記で修理の加えられた記録がある。近くに鎮座していたものと考えられる式内社の石船(いわふね)神社もある。1957年(昭和32)に該当遺跡と目される遺構が発掘調査された。
[新野直吉]
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旺文社日本史事典 三訂版
磐舟柵
いわふねのさく
現在の新潟県村上市にあった。大化の改新後の648年,蝦夷経営の前進基地として設けられ,柵戸が配置された。前年設置の渟足柵 (ぬたりのさく) とともに日本海側の重要基地となった。712年出羽国が設置されてからほどなく廃止された。
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