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礎石【そせき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

礎石
そせき
foundation stone
いしずえともいう。主として社寺,殿舎などの建物の壁または下の石。ほとんど自然石のままのものから,ほぞをつくったりほぞ穴をあけたものまで,いろいろある。石の下にはこぶし大の栗石 (→割ぐり石 ) が詰められる場合が多い。 (→コーナーストーン )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

そ‐せき【礎石】
建物の土台となる石。基礎となる石。いしずえ。「礎石を据える」
物事の基礎。もとい。「市民運動の礎石を築く」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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防府市歴史用語集

礎石
 建物の柱をすえるために地面に置く石です。かやや板のような屋根の建物だと軽いため必要はないのですが、瓦ぶきの建物だと、地面が重さにたえられなくなるため、使われます。

出典:ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
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世界大百科事典 第2版

そせき【礎石】
柱の基礎に据える石材。中国では,すでに殷代より古い二里頭文化の宮殿遺跡で,版築をした基壇建物の掘立柱の基礎として,地下式礎石ともいうべきものが出現している。殷代の殷墟以降になると地上に礎石が置かれるのが一般的となる。日本では,飛鳥寺以来寺院建築に礎石が用いられるが,宮殿建築に礎石が用いられるのは藤原宮以後である。飛鳥時代の塔心礎は一般的に地下式になっていることも知られている。礎石の形式はさまざまで,自然石を用いたもの,上面を平坦に加工したもの,円形の柱座をつくったもの,方形の柱座をつくったもの,柱座の中心に突起を設けて柱の横ずれを防ぐようにしたもの,地覆(じふく)(柱と柱をつなぐ横材)座を設けたものなどがある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

そせき【礎石】
建造物の土台として据える石。基礎。いしずえ。 古代寺院の-
物事の土台。基礎。いしずえ。 民主政治の-となる

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

礎石
そせき
建造物の基礎に据えられ、建物の重量を地面に伝える石材で、柱や土台が直接地面に触れて腐食劣化するのを防ぐ。飛鳥時代に仏教建築とともに移入された技術とされる。礎石を用いることで建物の耐用年限は飛躍的に延びるが、掘立柱建物と異なり、柱が自立しないため、礎石建ては軸組構造(じくぐみこうぞう)など建築構造や施工技術の発達が不可欠である。奈良時代には礎石は法隆寺金堂などの寺院建築や、平城京の官衙建物に用いられた。平安時代には寝殿造などの住宅建築や、地方の城柵の建物にも礎石建てが行われるようになった。鎌倉時代の鎌倉では上級武士住宅に用いられた総柱建物(そうばしらたてもの)や箱木千年(はこぎせんねん)家など室町時代の土豪住居で礎石が使われたが、民家などの庶民住居が礎石建てに転換したのは江戸時代である。礎石は自然石をそのまま用いる場合、柱底を石の曲面に合わせて削る「ひかりつけ」という技法を用いて柱と礎石のズレを防ぐ。また上面の柱当りを平らに加工した礎石や、ホゾ()を造り出したり逆にホゾ()穴を穿った礎石、水抜き溝を切った礎石などがある。塔の心礎(しんそ)は地下に据えられた礎石の一種である。[中尾七重]
『近藤豊著『古建築の細部意匠』(1972・大河出版) ▽浅川滋男・箱崎和久編『埋もれた中近世の住まい』(2001・同成社) ▽『京都市埋蔵文化財研究所発掘調査報告 2008―22平安京右京六条一坊十四町跡』(2009・財団法人京都市埋蔵文化財研究所)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

そ‐せき【礎石】
〘名〙 建物の柱の沈下を防ぐために、下に据えておく石。基礎となる石。転じて、物事の基礎となるもの。また、それを築いた人。もとい。いしずえ。
※本朝続文粋(1142‐55頃)一・参安楽寺詩〈大江匡房〉「下降蔵礎石、上昇掩花穰
※読書放浪(1933)〈内田魯庵〉銀座繁昌記「尾張町の山崎洋服店の処に新聞社の礎石を置いたのが初めてで」

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