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礼楽【れいがく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

礼楽
れいがく
li-yue
中国の礼儀と音。中国儒教の根本規範は,と楽である。礼は日常生活から公式儀典まで,正しい心の外への表現を規定するもので,『礼記』や『論語』をはじめ周代以来の多くの書に記されている。楽は,音をもって節度のある心を表わすもので,『楽記』 (『礼記』の楽記編やそれを転載した『史記』の楽書に残る) や『論語』などに記されている。礼は行いを戒め,楽は心をやわらげるというのが礼楽の思想で,知識人の教養としての六芸 (礼,楽,射,御,書,数) の初めにおかれ,中国人の芸術観の根本ともいえる。個人の礼楽としては (七弦琴) の楽があり,天子や国家の礼楽としては,天地祖先を祀るときの雅楽がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

れい‐がく【礼楽】
礼節と音楽。社会秩序を定める礼と、人心を感化する楽。中国で、古くから儒家によって尊重された。転じて、文化。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

れいがく【礼楽 lǐ yuè】
礼は,字義としては祭神酒醴(しゆれい)を捧げて農事を祈報する意で,その祭祀饗宴をも指した。起源として,禁忌・神聖諸観念に覆われた政教未分の宗教儀礼があり,その支配下で全人間生活が営まれた。日常を規制したこの礼俗(習俗としての儀礼)は,中国の西周~春秋期の宗法制血族集団や郷村聚居の共同体社会にあって,宗主・族長を頂点とする家父長制尊卑秩序の実践規定へと進んだ。実際には,祭祀儀礼を伴う〈冠・婚・()・祭〉の通過儀礼に際し,儀式の進行上で指定される構成員の格法(儀則)や奏楽をとおして現される。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

れい‐がく【礼楽】
〘名〙 礼と楽。礼儀と音楽。「礼」は社会の秩序を定め、「楽」は人心を感化するものとして、古代中国の儒家によって尊重された。転じて、文化。また、文化的な生活。
※懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈下毛野虫麻呂〉「礼楽備而朝野得歓娯之致」 〔論語‐先進〕

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