●神主【カンヌシ】
デジタル大辞泉
かん‐ぬし【神主】
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しん‐しゅ【神主】
1 もののたましい。
2 儒教の葬礼で、死者の官位・姓名を書く霊牌。仏教の位牌にあたる。
3 「かんぬし」に同じ。
「仮令(たとへば)、―、祝部(はふり)の名には」〈色道大鏡・一一〉
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世界大百科事典 第2版
かんぬし【神主】
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しんしゅ【神主】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
神主
かんぬし
もとは神事をつかさどる者、あるいは神を祀(まつ)る聖なる者の意である。現在は神職と同義に用いられる。『古事記』崇神(すじん)天皇の条に「意富多多泥古命(おほたたねこのみこと)を以(も)ちて神主と為(し)て、御諸(みもろ)山に意富美和之大神(おほみわのおほかみ)の前(みまえ)を拝(いつ)き祭りたまひき」とあり、また『日本書紀』には神功(じんぐう)皇后自らが斎宮に入って神主となり、託宣を行ったことがみえる。上古には祭政一致であったため氏上(うじのかみ)が氏人を率いて奉祀(ほうし)したり、また国造(くにのみやつこ)、県主(あがたぬし)などの地方長官が司祭者として祭祀を行った。各地の神社のなかには、大(おお)神主、総神主、権(ごん)神主などとよばれるものもあり、また神職としては宮司(ぐうじ)、神主、禰宜(ねぎ)、祝(はふり)、巫(かんなぎ)などがあった。宮司は主として神社全般の事務管掌責任者であるが、神主はもっぱら祭祀のことに奉仕する最上位の職であった。近世以後はこれらの神職を総称して俗に神主とよぶようになった。また民間では、宮座を構成する人々のなかから1年交代で神主を務める当屋(とうや)神主、一年神主、年番(ねんばん)神主の制が近代まで広く行われた。選ばれた者は1年間は精進潔斎し、村人全体の代表者として神に奉仕する一方、村人に対しては神の象徴として臨み、氏神の祭祀にあたった。
[森安 仁]
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精選版 日本国語大辞典
かん‐ぬし【神主】
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こう‐ぬし かう‥【神主】
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しん‐しゅ【神主】
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かむ‐ぬし【神主】
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