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神宮寺【ジングウジ】

デジタル大辞泉

じんぐう‐じ【神宮寺】
神社に付属して建てられた寺。神仏習合の結果生じたもので、社僧別当)が、神前読経など神社祭祀(さいし)を仏式で行った。明治神仏分離令で分立または廃絶神供寺宮寺別当寺神護寺

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デジタル大辞泉プラス

神宮寺
福井県小浜市にある天台宗の寺院。山号は霊応山、院号は神願院。本尊薬師如来千手観音。寺伝では714年創建の神願寺が起源とされる。1553年に朝倉義景が再建した本堂、鎌倉時代の仁王門などは国の重要文化財に指定。

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世界大百科事典 第2版

じんぐうじ【神宮寺】
神祇に仏教的宗儀をささげるために建立された寺院。神宮院,神願寺,神護寺,神供寺あるいはたんに宮寺ともいう。多くは神社の境域内に建てられたが,なかには遠隔の地に設けられたものもある。社僧(宮僧(くそう),供僧(ぐそう),神僧とも呼ぶ)が住み,仏事をもって神に奉仕した。神宮寺は,日本固有の神祇信仰外来の仏教信仰が融合ないし混交した文化現象である神仏習合の思想にもとづいて出現した。文献上の初見は,《藤氏家伝(とうしかでん)》に藤原武智麻呂(むちまろ)が715年(霊亀1)越前の気比(けひ)神の託宣をうけて建てたという気比神宮寺であろう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

神宮寺
じんぐうじ
秋田県中南部,大仙市中部にある旧神岡町の中心市街地。旧町名。 1955年北楢岡村と合体して神岡町となる。雄物川と,その支流玉川との合流点にある交通の要地。古い宿駅で,河港として栄えた。南に神宮寺岳 (281m) がある。

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神宮寺
じんぐうじ
仏教の僧侶が神祇に奉仕するために,神社の境内などに建立された寺院。神社の祭祀が読経などの仏式でとり行われた。神願寺,神供寺,神宮院,別当寺,宮寺などともいう。神祇もまた仏教を歓迎するという思想によって,奈良時代から,鹿島,多度,二荒山,熱田,賀茂,宇佐八幡,伊勢大神宮などに神宮寺が建てられ,神仏習合思想の進展,さらには本地垂迹説の成立に伴い,9世紀以降になると気多,石清水,石上などの神社に相次いで神宮寺が現れ,やがて諸国の神社に神宮寺が設定されるにいたった。明治維新の排仏毀釈運動によって,あるいは廃止され,あるいは分離された。なお,興福寺と春日社,延暦寺と日吉社,高野山金剛峰寺と丹生社などは,寺院守護のために,寺域内の地主神などを祀るものであり,神宮寺とは異なる。 (→神仏習合 , 神仏判然令 , 廃仏毀釈 )  

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精選版 日本国語大辞典

じんぐう‐じ【神宮寺】
〘名〙 神社に付属して置かれた寺院。境内または遠隔地に建立した。神仏習合説や神仏混淆(こんこう)思想のあらわれである。明治元年(一八六八)の神仏分離令によってほとんどが廃絶、あるいは独立した。宮寺。神宮院。神願寺。神護寺。
※続日本紀‐宝亀三年(772)八月甲寅「伊勢月読神為祟。〈略〉又徙度会郡神宮寺於飯高郡度瀬山房

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旺文社日本史事典 三訂版

神宮寺
じんぐうじ
神社に付属した寺院
宮寺 (みやでら) ・神供寺 (じんぐじ) ・神護寺ともいう。多くは神社の境内に建立された。神仏習合思想の現れで,すでに奈良初期に例がみられ,平安時代以後,全国の大社のほとんどに神宮寺があり,多くは天台・真言両宗に属した。明治初年の神仏分離令で分離・廃止。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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