●祠堂【しどう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
祠堂
しどう
仏教で,祖先の位牌を祀ってある堂のこと。寺院の位牌堂 (信徒の位牌を一堂に集めたところ) も祠堂という。ここで,忌日ごとに読む経を祠堂経,それを寺院側に頼んで永続的に読んでもらう場合には永代経 (えいたいきょう) という。
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デジタル大辞泉
し‐どう〔‐ダウ〕【×祠堂】
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世界大百科事典 第2版
しどう【祠堂】
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精選版 日本国語大辞典
し‐どう ‥ダウ【祠堂】
〘名〙
① 死者の霊をまつる所。位牌をまつる堂。家の中や庭内などにしつらえたり、寺院で檀家の位牌をまとめておさめる堂。持仏堂。たまや。位牌堂。
※山城泉涌寺文書‐承久二年(1220)二月一〇日山城泉涌寺殿堂房寮目録「祠堂、右、崇二壇越之霊祠一、為二香火廻向一之処也」 〔漢書‐龔勝伝〕
② ほこら。やしろ。
※翰林葫蘆集(1518頃)三・松間残桜「丞相祠堂僅去レ城。青松其下見二残桜一」 〔晉書‐石勒下〕
③ 「しどうきん(祠堂金)」の略。
※実隆公記‐大永八年(1528)六月一日「常楽祠堂三百疋納レ之」
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