●福音書【ふくいんしょ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
福音書
ふくいんしょ
Gospels
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朝日新聞掲載「キーワード」
福音書
(2006-04-07 朝日新聞 夕刊 2総合)
出典:朝日新聞掲載「キーワード」
デジタル大辞泉
ふくいん‐しょ【福音書】
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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版
ふくいんしょ【福音書 Evangel】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
福音書
ふくいんしょ
「福音」とは「よい知らせ」のことであり、これにあたるギリシア語「エウアンゲリオン」は、『新約聖書』のなかで数多く用いられ、イエスの教えおよびイエスについての教えをさす。しかし「福音書」という場合には、とくにイエスの言行を記した一連の文書の名称になる。正典として認められている福音書は四つであるが、ほかにもいくつかの外典(がいてん)福音書が残されている。福音書記者たち自身によるこれらの文書の呼び方は一定しておらず、文学類型という意味での福音書が語られるようになるのは、2世紀以後である。今日では、これらはイエスの単純な伝記ではなく、史実を核としながらも、教団や福音書記者の神学に基づいて独自に構成されたものと考えられている。正典に取り入れられた四福音書は、それぞれマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの名前を冠せられているが、初めの三つは相互に密接な関係を保っており、「共観福音書」とよばれる。19世紀以来、その関係の仕方をめぐっていくつかの仮説が提起され、結局「マルコ伝福音書」がもっとも古く、他の二つの福音書は、これとイエスの語録集(Q資料)を利用したとする説が、広く承認されるに至った。
[土屋 博]
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精選版 日本国語大辞典
ふくいん‐しょ【福音書】
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旺文社世界史事典 三訂版
福音書
ふくいんしょ
Gospel
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