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種畜【しゅちく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

種畜
しゅちく
breeding stock
一般には子孫を残すために繁殖に用いられる家畜 (雌雄とも) のこと。日本の家畜改良増殖法 (昭和 25年法律 209号) によれば,牛,馬,めん羊,やぎなどで,家畜人工授精の用に供する雄で,その飼育者が畜証明書の交付を受けているものをさす。種畜を選ぶ条件として外貌,能力,血統が検討されるが,一般に遺伝率の低い経済形質について種畜を選抜するには,個体よりも家系を中心に,しかも能力に最も重点をおく傾向が強くなっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しゅ‐ちく【種畜】
繁殖用または品種改良のために飼育される家畜。種牛・種馬など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

しゅちく【種畜 breeding stock】
家畜の遺伝的改良に用いるための繁殖用個体。繁殖に用いられる個体でも,直接生産に従事する実用畜の生産のみを目的として飼育されるものは一般に種畜とは呼ばない。これらのものは最近では繁殖力に対して現れるヘテローシス(雑種強勢)を利用するために一代雑種が用いられる場合が多く,育種を目的に繫養(けいよう)されるものではないからである。 種畜は遺伝的に優れた素質をもつものでなければならない。高い生産能力を有し,その能力を十分に発揮しうる優れた体型をそなえ,さらにこれらの美点を確実に後代に伝えることが種畜の条件である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しゅちく【種畜】
品種改良のためや、繁殖させるための家畜。種牛・種馬など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

種畜
しゅちく
品種の改良および増殖を目的にして飼養されている繁殖用の家畜をさす。種畜の条件として、優れた能力、品種の特徴をはっきり示す体型、これらの能力と体型を遺伝するよい血統などが求められる。現在、人工授精法、とくに凍結精液の普及によって、1頭の種雄畜の影響が相対的に大きくなっているので、種畜の選抜には慎重さを要し、能力検定済みの種雄畜の作出事業が進められている。これとは別に、ウシ、ウマの雄および人工授精に供用する雄ブタは、種畜検査を受け種畜証明書の交付を受ける必要がある。種畜として繁殖に用いられる年齢は、ウシ1.5~15歳、ウマ3~23歳、ブタ1~13歳、ヒツジ、ヤギ1~8歳ぐらいである。
 優良な種畜と種鶏を生産し、これを繋養(けいよう)あるいは配布して家畜と家禽(かきん)の改良増殖を図る施設として種畜牧場がある。日本では官有が多く、民有は少ない。2001年(平成13)現在、独立行政法人家畜改良センターのもとで11の牧場が全国に適正配置されている。各牧場は乳用牛、肉用牛、ブタ、ニワトリ、メンヨウ、ヤギ、ウサギなど主要家畜種をもち、それら優良種畜の生産と配布、人工授精用精液や種卵の配布、飼料作物の原種圃(ほ)の経営と種子の配布を行っている。また共通の主要家畜をもつ牧場が組織的に機能分担して、世界的な育種規模の拡大に対応し、能力検定済み種畜の作出に努めている。
 各都道府県にも、畜産試験場あるいは養豚試験場、養鶏試験場が設置され、これらは家畜改良センターおよび種畜牧場と同じように都道府県単位に家畜の改良と普及に努めている。これらの試験場は、優良遺伝子をもったクローン家畜の作出にも積極的に関与している。[西田恂子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しゅ‐ちく【種畜】
〘名〙 繁殖や品種改良などのため、たねとりに用いる家畜。たねうま、たねうしの類。
※北海タイムス‐明治四〇年(1907)一月一日「三十六年種畜を海外より輸入する事となり、其新血の混交して以来成績顕著にして」

出典:精選版 日本国語大辞典
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