●突貫【トッカン】
デジタル大辞泉
とっ‐かん〔‐クワン〕【突貫】
[名](スル)
1 つきとおすこと。つらぬきとおすこと。
2 短期間で一気にしあげること。「昼夜兼行の突貫 工事」
3 ときの声をあげて、敵陣へ突き進むこと。吶喊(とっかん)。「敵陣めがけて突貫 する」
1 つきとおすこと。つらぬきとおすこと。
2 短期間で一気にしあげること。「昼夜兼行の
3 ときの声をあげて、敵陣へ突き進むこと。吶喊(とっかん)。「敵陣めがけて
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
つき‐つらぬ・く【突貫】
〘他カ四〙 刃物などで突いて刺し通す。
※平家(13C前)八「我足つきつらぬく者もあり」
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とっ‐かん ‥クヮン【突貫】
〘名〙
① つきつらぬくこと。激しい勢いでつきやぶり向こうへぬけること。
※突貫紀行(1887)〈幸田露伴〉「慾あれども銭なく、望みあれども縁遠し、よし突貫して此逆境を出でむと決したり」
② 一気に仕事を完成させること。「突貫工事」
③ 鬨(とき)の声をあげて激しく敵陣へ突き進むこと。また、その鬨の声。吶喊。
※軍歌・露営の夢(1894)〈永井建子〉「突貫なせば忽ちに 難なく陥つる敵の塁」
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