●章【ショウ】
デジタル大辞泉
しょう〔シヤウ〕【章】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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しょう【章】[漢字項目]
[音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) [訓]あや
[学習漢字]3年
1 文字でつづった文。「玉章・詞章・断章・文章」
2 資格・身分などを示すしるし。「印章・記章・勲章・校章・褒章・帽章・喪章(もしょう)・紋章・腕章」
3 文や音楽の一区切り。「章句・章節/楽章・終章・序章」
4 箇条書きにした法令。「憲章・典章」
[補説]原義は、はっきりとしたあや・しるし。
[名のり]あき・あきら・き・たか・とし・のり・ふさ・ふみ・ゆき
[難読]周章(あわ)てる・章魚(たこ)・玉章(たまずさ)
[学習漢字]3年
1 文字でつづった文。「玉章・詞章・断章・文章」
2 資格・身分などを示すしるし。「印章・記章・勲章・校章・褒章・帽章・喪章(もしょう)・紋章・腕章」
3 文や音楽の一区切り。「章句・章節/楽章・終章・序章」
4 箇条書きにした法令。「憲章・典章」
[補説]原義は、はっきりとしたあや・しるし。
[名のり]あき・あきら・き・たか・とし・のり・ふさ・ふみ・ゆき
[難読]周章(あわ)てる・章魚(たこ)・玉章(たまずさ)
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精選版 日本国語大辞典
しょう シャウ【章】
〘名〙
① 文章、楽曲などを構成する部分のうちの大きな段落。
※日本書紀兼倶抄(1481)上「十一品に章を分ぞ」 〔論衡‐正説〕
② 一まとまりの文章、一編の詩歌。あやのある文章。
※懐風藻(751)大友皇子伝「下レ筆成レ章。出レ言為レ論」 〔史記‐楽書〕
③ 古代中国の文体の一つ。天子に上書して、恩を謝し、慶賀を表するもの。〔独断‐上〕
④ くだり。箇条。〔史記‐高祖本紀〕
⑤ いん。印章。押手(おしで)。はんこ。〔漢官儀〕
⑥ しるし。標識。〔国語‐周語中〕
⑦ 勲章、褒章などの記章をいう。
※勲章等級製式及大勲位菊花章頸飾製式(明治二一年)(1888)「一 宝冠章〈略〉章 宝冠と竹桜の形を以て飾る」
⑧ おきて。のり。規則。また、手本。〔詩経‐大雅・抑〕
⑨ 織物のもよう。あや。〔易経‐説卦〕
⑩ 区別。わかつこと。〔孔子家語‐曲礼子貢問〕
⑪ 古代中国における暦法の一周期。一九年をいう。
※令集解(738)職員「古記云。暦数。十九年為二一章一」 〔周髀算経‐下〕
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