●等時性【とうじせい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
等時性
とうじせい
isochronism
周期運動において,振動では振幅の大小に無関係に,また回転では回転半径の大小に無関係に周期が一定であるとき,この周期運動は等時性をもつという。振動では,単振動やサイクロイド振り子は完全な等時性をもち,単振り子は振幅が小さいときにだけ近似的に等時性をもつ。回転では,荷電粒子のサイクロトロン運動が等時性をもつ。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
とうじ‐せい【等時性】
振り子などの周期運動で、周期が振幅の大きさに無関係に一定であること。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
とうじ‐せい【等時性】
〘名〙 時間間隔が一定であること。特に振子などの周期的な運動で、その周期が振幅の大小に無関係に一定であること。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「等時性」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●等時性の関連情報