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【み】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


穀物の選別運搬に使う農具竹皮ふじ皮,桜皮などを編んで平らな容器状にし,周囲や細木を結んでU字状のをつけたもの。小量の穀物を入れ,両手で軽くあおると比重の大きい穀類が残り,砕米,籾塵埃などの夾雑物はU字状の縁のない部分からふるい分けられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

き【×箕】
二十八宿の一。東方の第七宿。射手(いて)の四星をさす。みぼし。箕宿

出典:小学館
監修:松村明
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き【箕】[漢字項目]
人名用漢字] [音]キ(呉)(漢) [訓]み
農具の一。み。「箕裘(ききゅう)
両足を前に伸ばした座り方。「箕踞(ききょ)箕坐(きざ)

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み【×箕】
農具の一。穀物を入れ、あおって、その中の殻・ごみをふるいわけるもの。ふじづる・・割り竹などで編んで作る。

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世界大百科事典 第2版

み【箕】
穀物や豆類を入れ,両手で揺り動かし,風であおってぬかなどをふるいわける農具。《和名抄》にも〈和名美,除糞簸米之器也〉とある。奈良県の唐古遺跡から竹製の箕と推定されるものが出土しており,古くから使われていたことがわかる。箕は竹でちり取り型に編んだものが多いが,木製や竹製のものにや桜の皮を緯(よこいと)に入れてがんじょうにしたものもある。製作補修には特別の技術を要するため,〈箕作り〉や〈箕直し〉と呼ばれる特別な人々が村々を訪れて注文に応じていた。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)


穀物の脱穀、選別、調整、運搬に使用される農具。箕の文字は、本来、「其(き)、基」とともに「四角」を意味し、甲骨文では、平らに編んだ四角な大ざるのような用具のことで、この四角な箕が中国華北地域に発し、朝鮮を経て伝えられたものである。わが国では、奈良県の唐古(からこ)遺跡から竹製の箕と思われるものが出土したり、古墳の副葬品に醸造用の箕を模したものがみられ、箕が古くから使われていたことが察せられる。普通、箕は、藤(ふじ)づるやヤナギなどを縦とし、へぎ板や割り竹を横にして、むしろ編みにし、一方を開け口とし、他の三方は囲んで木や竹の縁をつける。使い方は、穀物や豆類などを入れ、両手で縁を持って揺り動かし、風にあおりながら穀物と塵埃(じんあい)や籾殻(もみがら)などをえり分ける(これを簸(ひ)るという)。箕は、産地ではその用途によって、穀物の調整に使われるものを穀箕(こくみ)、製茶用を茶箕、製粉用を粉(こな)箕、土運びや砂利運びに使うものを雑(ざつ)箕などといって区別している。また製作材料により、板箕、皮箕、竹箕、藤箕などの種類がある。板箕は縁まで板でつくり、皮箕は木の皮をはぎ、これを生(なま)のうちに折って箕の形にとじたもの。竹箕はタケで主要な部分を網代(あじろ)編みか、ざる編みにしたもの。藤箕はイタヤ、ウルシ、シノダケなどに藤づるを織り込んだもので、じょうぶで軽いので全国的に用いられた。箕は五升(しょう)箕、一斗(と)箕、一斗五升箕などの規格があり、箕つくり、箕なおしとよばれる山窩(さんか)など山に住む人々によって供給されることが多く、山形県の次年子(ずねんこ)、代(たらのきだい)など、東北地方には、村中が箕づくりを業としている所もあった。

 一方、箕に関する俗信や呪法(じゅほう)も多く、たとえば、箕を裏返しにするのは不幸のあったときで、普段箕を裏返しにしておくと縁起が悪いといって忌み嫌った。また山形県地方では、嫁入りに一升枡(ます)を入れた箕を嫁の頭上にのせたり、鹿児島県の漁村で箕立てといって、昼間夫婦が同衾(どうきん)しているときには、箕を門口に立てるという習慣があった。東京浅草のお酉(とり)様の土産(みやげ)に商売繁盛の縁起物として、熊手(くまで)と箕を買ってくることはよく知られている。なお、箕との関係で、南九州から沖縄など南西諸島にかけて使われているバラとよぶ脱穀用・収穫用の網代円板形のざるは、箕に類似のもので、注目に値する。

[宮本瑞夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

き【箕】
二十八宿の東方第七宿。いて座のエプシロン星をふくむ四星。箕宿。みぼし。みのぼし。〔易林本節用集(1597)〕〔詩経‐小雅・大東〕

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み【箕】
〘名〙 穀類をあおりふるって、殻やごみをよりわける農具。また、年中行事などで供具としても使う。
※播磨風土記(715頃)餝磨「箕(み)落ちし処は、仍て箕形丘(みかたをか)と号け」

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