●算段【サンダン】
デジタル大辞泉
さん‐だん【算段】
[名](スル)
1 苦心してよい方法や手段を考え出すこと。「居候を追い出す算段 をする」
2 あれこれと工夫して、金銭の都合をつけること。工面(くめん)。「引っ越しの費用を算段 する」「やりくり算段 」
1 苦心してよい方法や手段を考え出すこと。「居候を追い出す
2 あれこれと工夫して、金銭の都合をつけること。工面(くめん)。「引っ越しの費用を
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
さん‐だん【算段】
〘名〙
① 計算すること。勘定。
※幸若・和田宴(室町末‐近世初)「忝くも釈尊は檀特山の傍にて、閑にさむだんして見給ふに、をよそ一百八十石にしるさるる」
② 工夫(くふう)すること。手段を考えること。
※毛利家文書‐(元和八年)(1622)一一月一五日・毛利宗瑞自筆書状「爰元にてのさんたんは、みなみなよせ候而申させ」
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「寄るも障るも銭を遣ふ算段(サンダン)ばかりで」
③ 特に、金銭の都合をつけること。工面(くめん)。
※洒落本・傾城買二筋道(1798)夏の床「あすのばんまでに一両二分ばかりかしておいてくりや〈略〉少しぐらいはどふかさんだんのありそふな物だ」
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