●算道【さんどう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
算道
さんどう
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デジタル大辞泉
さん‐どう〔‐ダウ〕【算道】
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デジタル大辞泉プラス
算道
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世界大百科事典 第2版
さんどう【算道】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
算道
さんどう
大学寮の一学科で、算術を教授した。職員令(しきいんりょう)に算博士(はかせ)2、算生30がみえる。平安初期、明経(みょうぎょう)、文章(もんじょう)、明法(みょうぼう)とともに大学寮の四道を形づくるに至るが、他の三道にくらべ小規模であり、802年(延暦21)には算生が20人に減定されている。学生は九章、海島、周髀(しゅうひ)、五曹(ごそう)、九司、孫子、三開重差などの教科書を学んだ。算道出身の官人は多く主税(しゅぜい)、主計(しゅけい)、木工(もく)などの寮にあって専門知識を生かした。算道の教官には卑姓出身者が多く、世襲する氏族に小槻(おつき)氏や三善(みよし)氏が認められる。三善清行(みよしきよゆき)は『奉菅右相府書』のなかで、「遊学の次(ついで)、偸(ひそ)かに術数を習う」と記しており、9世紀後半のころ算道が三善氏の家学化してきていることを示している。
[森田 悌]
『桃裕行著『上代学制の研究』(1947・目黒書店)』
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精選版 日本国語大辞典
さん‐どう ‥ダウ【算道】

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旺文社日本史事典 三訂版
算道
さんどう
算博士が算生 (さんしよう) に算数の学を教えた。
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