●箜篌【くご】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
箜篌
くご
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デジタル大辞泉
く‐ご【×箜×篌】
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くう‐ご【×箜×篌】
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世界大百科事典 第2版
くご【箜篌 kōng hóu】




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日本大百科全書(ニッポニカ)
箜篌
くご
古代東アジアの弦鳴楽器。竪(たて)箜篌、鳳首(ほうしゅ)箜篌、臥(ふせ)箜篌の3種類あり、前二者はハープ属、臥箜篌はチター属に属する。竪箜篌は、弓なりの響胴と胴から直角に出た棹(さお)からなり、胴と棹の間に原則として21~23本の弦を張る。中国隋(ずい)、唐代の胡楽(こがく)の代表的楽器で、日本では別名を百済琴(くだらごと)というように、朝鮮半島の百済楽とともに渡来したが、その源はササン朝ペルシアの角(かく)型ハープ(チャング)、さらに古代アッシリアにまでさかのぼることができる。現在、正倉院にその残欠(瑇瑁螺鈿(たいまいらでん)箜篌)が保存され、近年ではその復原や、復原楽器による演奏の試みがなされている。鳳首箜篌は、文字どおり鳳凰(ほうおう)をかたどった弓型ハープで、弦は10本前後。インド起源で、中国には南北朝時代に伝来したが、日本には伝わらなかった。臥箜篌は、固定フレット付きの琴(きん)で、朝鮮の玄琴の祖型である。中国起源で唐代の俗楽系宮廷楽に用いられた。
[山口 修]
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精選版 日本国語大辞典
く‐ご【箜篌・
篌】

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くう‐ご【箜篌】
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旺文社日本史事典 三訂版
箜篌
くご
百済 (くだら) 琴ともいう。ハープ系の楽器で,竪箜篌は懐に抱え,あるいは座し,あるいは立って両手で奏でた。古代アッシリアで用いられ,ペルシア・西域を経て中国に伝わった。日本には,奈良時代に百済から伝来,正倉院に遺片がある。雅楽に用いられた。
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