@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

管仲【かんちゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

管仲
かんちゅう
Guan Zhong
[生]?
[没]襄王7(前645)
中国,春秋時代の斉の政治家,思想家。名は夷吾。仲は字。斉の公子糾 (しきゅう) に仕え,小白 (のちの桓公) と争って敗れたが,親友鮑叔 (ほうしゅく) の推薦で桓公に仕え,国内の行政,経済の改革を実施して斉の富国強兵化に貢献した。対外的には北方の夷狄,南方の楚の侵入を撃退して中原の諸国を防衛し,桓公を五覇の第一人者にさせた功労者。『管子』はそのといわれるが,後代に編纂されたもの。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

かん‐ちゅう〔クワン‐〕【管仲】
[?~前645]中国、春秋時代の政治家。河南の人。名は夷吾(いご)。鮑叔牙(ほうしゅくが)推薦で斉の桓公宰相となり、富国強兵策をとってその覇業を助けた。管子(かんし)。→管鮑(かんぽう)の交(まじ)わり

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かんちゅう【管仲 Guǎn Zhòng】
?‐前645
中国,春秋の名宰相。名は夷吾,は字。今の安徽省の人。はじめ斉の公子糾に仕えた。襄公死後,君位をめぐる内乱で糾と桓公(かんこう)が敵対し,糾が死すると管仲は捕らえられたが,親友の鮑叔牙のつよい推挙によって桓公に用いられ,宰相として国政にあずかることになった。彼の政策は,内政では商業を重視して国を富ませるとともに,国民を軍国主義的に編成して兵力の強大化につとめ,対外的には諸侯の信頼を得ることを第一とした。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

管仲
かんちゅう
(?―前645)

中国、春秋時代の斉(せい)の政治家。公子糾(きゅう)(?―前685)の臣下で、糾と桓公(かんこう)との公位争いで糾が敗れたため捕虜となった。しかし、桓公の臣下の鮑叔牙(ほうしゅくが)の推薦で用いられて宰相となった。以後、桓公を助けて富国強兵政策を進め、とくに農業の振興策や、塩、魚などの海産物資源を利用して商工業を振興させる政策を推し進めた。対外政策では、強力な軍隊を背景とし、他国と会盟を結ぶことによって諸侯間で桓公の指導力を発揮させるようにした。とくに紀元前651年の葵丘(ききゅう)(河南省商丘(しょうきゅう)市の西)の会によって、桓公を覇者にさせたが、管仲の死後、桓公は内政、外交両面で指導力を喪失したといわれる。管仲の思想は道徳より経済を重んじ、国民の生活安定を第一義とする点に特色があり、後の法家思想と通ずるところがある。『管子(かんし)』はその著書と伝えられるが、実際は戦国時代以降の人の筆になる部分が多いと考えられている。

[太田幸男 2015年12月14日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かん‐ちゅう クヮン‥【管仲】
中国、春秋時代の斉の宰相。安徽省の人。名は夷吾。字(あざな)は仲。親友鮑叔牙(ほうしゅくが)の勧めで桓公(かんこう)に仕え、富国強兵策を推進。斉を強国とし、桓公を中原の覇者とした。「管子」二四巻の著者とされる。管子。前六四五年没。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

管仲」の用語解説はコトバンクが提供しています。

管仲の関連情報

関連キーワード

大化皇極天皇乙巳の変孝徳天皇大化改新皇極天皇葛城稚犬養網田孝徳天皇蘇我入鹿

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation