●米長邦雄【よねながくにお】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
米長邦雄
よねながくにお
[没]2012.12.18. 東京
将棋棋士。1956年 6級で佐瀬勇次名誉 9段に入門。1963年 4段,1979年 9段。1973年度,第22期棋聖戦で初タイトル。1984年度棋聖,王将,棋王,十段の 4冠王となる。1985年永世棋聖の称号を受けた。1993年中原誠名人を破り,史上最年長で名人位獲得。1994年通算 1000勝を達成して特別将棋栄誉賞を受ける。中・終盤の展開には定評があり,その粘り強い棋風は「泥沼流」とも呼ばれ,瓢々としたキャラクターと相まって人気も高かった。2003年に引退,2005年から日本将棋連盟会長を務めた。通算成績は 1904戦 1103勝 800敗 1持将棋。2003年紫綬褒章,2013年旭日小綬章を授与された。
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デジタル大辞泉
よねなが‐くにお〔‐くにを〕【米長邦雄】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
米長邦雄 よねなが-くにお
昭和18年6月10日生まれ。昭和31年佐瀬勇次に入門。38年4段。48年棋聖戦で初タイトル。54年9段。59年に十段,棋聖,王将,棋王の四冠王となる。60年永世棋聖の資格をえる。平成5年7度目の挑戦で名人位を獲得し,タイトル獲得数は19。終盤のねじり合いにつよく,「泥沼流」と自称した。15年引退。17年日本将棋連盟会長。23年北陸先端科学技術大学院大の特任教授。平成24年12月18日死去。69歳。山梨県出身。中央大中退。
出典:講談社
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知恵蔵mini
米長邦雄
(2012-12-19)
出典:朝日新聞出版
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