●糟粕【ソウハク】
デジタル大辞泉
そう‐はく〔サウ‐〕【×糟×粕】
1 酒のかす。
2 よいところを取り去った残り。
2 よいところを取り去った残り。
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
そう‐はく サウ‥【糟粕】
〘名〙
① 酒のかす。酒のおり。
※江戸繁昌記(1832‐36)五「糟粕の苦攻、未だ報せざるに、永く牛衣中の訣を為す」
② 滋味をとり去った不用物。かす。また、精神の抜けたもの、役にたたないもののたとえ。
※懐風藻(751)釈道融伝「我久貧苦、未レ見三宝珠之在二衣中一、周孔糟粕、安足二以留一レ意」
※太平記(14C後)一「悲らくは、公の只古人の糟粕(サウハク)を甘(あまなっ)て、空く一生を区区の中に誤る事を」 〔荘子‐天道〕
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