●糸状体【しじょうたい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
糸状体
しじょうたい
trichome
(1) ネンジュモなど藍藻類の体の構成基本となる1列に並んだ細胞の連なりをいう。 (2) コケ植物の胞子が発芽後,コケ本体の形成以前につくる糸状の体,すなわち原糸体 protonemaをさす。 (3) 一般的な意味で糸状の体形をしたものをさす。
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デジタル大辞泉
しじょう‐たい〔シジヤウ‐〕【糸状体】
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世界大百科事典 第2版
しじょうたい【糸状体】
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精選版 日本国語大辞典
しじょう‐たい シジャウ‥【糸状体】
〘名〙
① ユレモなどの藍藻(らんそう)類で、体の基本として同じ細胞が一列につながって糸状をなすものをいう。細胞糸。トリコーム。
② 苔(こけ)植物の胞子が発芽してできる緑色、糸状の配偶体。原糸体。
③ =ミトコンドリア
④ =そくし(側糸)
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