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紀友則【きのとものり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

紀友則
きのとものり
平安時代前期の歌人三十六歌仙の一人。有友 (ありとも) の子。紀貫之従兄。土佐掾,少内記を経て,正六位上大内記にいたる。『寛平内裏菊合 (だいりきくあわせ) 』 (891以前) ,『寛平御時后宮歌合』 (889?) ,『是貞親王歌合』 (893) に参加し,延喜5 (905) 年『古今和歌集』の撰者として撰集にあたったが,完成をまたずに没した。家集友則集』。勅撰集入撰歌は『古今集』以下約 64首。

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デジタル大辞泉

き‐の‐とものり【紀友則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。大内記に至る。紀貫之(きのつらゆき)らと古今集を撰進。家集「友則集」。生没年未詳。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

紀友則 きの-とものり
?-? 平安時代前期-中期の歌人。
紀貫之(つらゆき)の従兄弟(いとこ)。三十六歌仙のひとり。延喜(えんぎ)4年(904)大内記。寛平(かんぴょう)のころから宮廷の歌合わせに出詠し,醍醐(だいご)天皇の命をうけ「古今和歌集」の撰者のひとりとなったが,延喜5年の完成をみずに死去した。「古今和歌集」には46首はいっている。家集に「友則集」。
【格言など】久かたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ(「小倉百人一首」)

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

きのとものり【紀友則】
平安前期の歌人。生没年不詳。三十六歌仙の一人。貫之の従兄弟。897年(寛平9)に土佐掾(とさのじよう)に任ぜられたころには40歳を過ぎていたらしい。父の有朋(ありとも)が惟喬(これたか)親王の周辺で和歌を詠んでいたので,友則もその感化を受けて早くから作歌をしたと思われる。893年ころの宇多天皇周辺の歌合に出詠し,その後,醍醐天皇の命を受け《古今和歌集》の撰者の一人となったが,編集を最後まで果たさず,907年(延喜7)ころに死去した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きのとものり【紀友則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。土佐掾・大内記。古今和歌集の撰者の一人。撰後間もなく没した。家集に「友則集」がある。生没年未詳。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

紀友則
きのとものり
(851/857―905)
平安前期の歌人。『古今和歌集』撰者(せんじゃ)。三十六歌仙の一人。有友の子。897年(寛平9)土佐掾(とさのじょう)、翌年少内記、904年(延喜4)大内記。『古今集』撰集途次に没した。集中第3位の46首入集(にっしゅう)。早く892年の「是貞親王家歌合(これさだのみこのいえのうたあわせ)」、「寛平御時后宮歌合(かんぴょうのおおんとききさいのみやのうたあわせ)」にかなりの歌を残し、『新撰万葉集』を通じて、『古今集』直前の時期の、もっとも有力な歌人であった。機知的なうちにもしみじみとした叙情を示す穏和典雅な歌風で、古今風を直接に導いた歌人として評価される。『古今集』筆頭撰者貫之(つらゆき)は、友則の従弟(いとこ)にあたる。
 ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ[菊地靖彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

き‐の‐とものり【紀友則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。貫之の従兄。宇多・醍醐両天皇に仕えて大内記に進み、「古今和歌集」の撰者となる。歌風は調べがおおらかで、重厚、平明。家集に「友則集」がある。生没年未詳。

出典:精選版 日本国語大辞典
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