●紅軍【コウグン】
デジタル大辞泉
こう‐ぐん【紅軍】
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世界大百科事典 第2版
こうぐん【紅軍 Hóng jūn】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
紅軍
こうぐん
中国労農紅軍の略称。赤軍とも訳す。1927年8月1日の南昌(なんしょう)蜂起に参加した部隊がその起源とされているが、紅軍の呼称は、1928年5月、井岡山(せいこうざん)における毛沢東(もうたくとう/マオツォートン)、朱徳(しゅとく/チュートー)両軍の合流・改編で成立した紅軍第四軍に始まる。盧溝橋(ろこうきょう)事件後、国民党との話し合いにより、1937年8月、華北の紅軍が国民革命軍第八路軍に、10月には、華中の紅軍が新編第四軍へとそれぞれ改編され、紅軍という呼称はなくなる。兵力は、1933年には約30万を数えたが、長征終了時の1935年秋には数万に減っていた。中国共産党指導下の党軍で、主体は農民。武装闘争がおもな闘争形態となった中国革命において、きわめて重要な役割を担った。
[安井三吉 2018年3月19日]
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精選版 日本国語大辞典
こう‐ぐん【紅軍】
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旺文社世界史事典 三訂版
紅軍
こうぐん
朱徳・毛沢東の部隊を中心に井崗 (せいこう) 山にソヴィエト区を建設し,毛沢東の指導下に解放区闘争の主力となり,農民と結合して強大化した。1934年には長征を行い,第2次国共合作後は八路軍・新四軍に改編された。中国人民解放軍の前身。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
紅軍
こうぐん
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