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純系説【ジュンケイセツ】

デジタル大辞泉

じゅんけい‐せつ【純系説】
デンマークの生物学者ヨハンセンが唱えた遺伝学上の学説。生物の集団純系になってしまうと、選択は無効になり、ダーウィンの選択説が成立しなくなるというもの。近代遺伝学に大きな影響を与えた。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

じゅんけいせつ【純系説 pure‐line theory】
集団の構成が雑多であるときには選抜によって一定の方向に変異をかたよらせることができるが,集団が純系に近づけば,内部には環境による変異のみが存在し,選抜は無効であるという説。W.L.ヨハンセン(1903)がインゲンマメの重量に関する選抜実験を基に提唱した。市販のマメの重さを測定すると連続的な変異を示すが,これをいくつかの階級に分け,その子孫のマメの重さを測ると重い階級の子孫の平均は全体の平均より重く,軽い階級の子孫の平均は軽かった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

じゅんけいせつ【純系説】
一つの純系の中から、変異個体を選択し自家受精させても、その子孫は親系統と同じ変異を示すので、純系に対する選択は無効であるとする説。デンマークのヨハンセン(W. L. Johannsen1857~1927)が唱えた説でメンデル遺伝学の基礎となった。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

じゅんけい‐せつ【純系説】
〘名〙 一九〇三年デンマークのヨハンセンが提唱した遺伝学上の説。集団が数種の純系の混合であれば、選択で変異を一定方向へ向けられるが、純系になってしまうと選択は無効で、環境の影響による変異しか残らないとする。近代遺伝学に大きな影響を与えた。

出典:精選版 日本国語大辞典
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