@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

索引【サクイン】

デジタル大辞泉

さく‐いん【索引】
ある書物の中の語句事項などを、容易に探し出せるように抽出して一定順序に配列し、その所在を示したインデックス

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

さくいん【索引 index】
書籍,雑誌,辞典などの著作物における主要な内容,事柄を単一な検索法によって簡便に引き出せるように,一定の方式にしたがい編集したもの。ただし中国語では,内容別に分類した目録を索引と呼び,indexの訳語には〈引得(イントウ)〉をあてている。大きく分ければ,一つの著作物に限ったものと,多数におよぶ同種の著作物を総合したものすなわち〈総合索引〉または〈総索引〉とになる。著作物の巻末に付けられるのが普通であるが,まれには巻頭にあり,また別冊の場合がある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

索引
さくいん
index
インデックス。英語の原義は「人差指」。書中の人名地名,語句,事項などを一定の順序に並べてその所在を表示したもの。1つの書物につけたものと多数の書物についての「総合索引」がある。語句索引コンコルダンスと呼ばれ,聖書のそれが有名。現在では,コンピュータを使用して広範な情報文献の内容検索を可能にする方法も試みられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

索引
さくいん
index

単行本、叢書(そうしょ)などの本文に記載されているおもな事項を抽出し、読者が検索しやすいように、一定の順序に配列し、本文の掲載ページを示したもの。主要事項のなかには、件名、人名、地名、文献名、語句、術語、条文名(法律書)などがある。単行本の索引は、巻末に掲載されることから、巻末索引または内容索引ともいう。また、叢書、個人全集などは、索引のみ別巻(総索引)にして発行される例もある。事項の配列の順序は、五十音順、アルファベット順、いろは順、漢字の音訓をもとにする電話帳式などがある。

 索引の作成については、項目が記載されているページを明示することから、校正が初校、再校、三校と進みページ数が確定した校正刷り(ゲラ刷り)によって項目の選定が行われる。選定に際しては、本の内容に応じ、あらかじめ選定項目の範囲および基準を設け、それに沿って校正刷りにしるしをつけていく。それをカードに書き取り、大分類(五十音順の場合はア行とかカ行というように)したのち、配列順序を決め、原稿を作成する。コンピュータによる場合は、情報入力に際し、あらかじめ項目を選定しておき、必要に応じて項目の抽出、配列が行われる。索引は著作物の一部であることから、その原稿は著者自身が作成すべきものであるが、実際には編集部まかせのものが少なくない。日本における索引の事例は近世においても散見できるが、その対象は特殊なものに限られ、広く普及するには至らなかった。一般書に索引が付されるようになったのは、ようやく大正期に入ってからである。出色のものとして物集高見(もずめたかみ)・物集高量(たかかず)編『群書索引』(1916)、太田為三郎編『日本随筆索引』(1925)、正宗敦夫(あつお)編『万葉集総索引』(1974)などがある。

 図書館においては、雑誌、新聞など定期刊行物の題目、件名、著訳者名をリストアップし、これを一定の方式によって配列した閲覧者向けのものがある。雑誌記事索引または文献索引といわれ、単行本、叢書などの内容索引に対し、こちらは題目索引ともいわれている。また、雑誌などを合本にした場合、題目、著訳者名、巻号などを抽出し、合本の巻末、あるいは別冊にして総目録が作成される。

[矢作勝美]

『稲村徹元著『索引の話』(1977・日本図書館協会)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

図書館情報学用語辞典 第5版

索引
単行書や雑誌,その他の資料,情報源を対象として,その中の特定部分に容易にアクセスできるよう,アクセスの手がかりとなる語(見出し語)を一定の規則五十音順やアルファベット順など)で排列し,各見出しのもとに該当する情報の所在指示を記載したリスト.見出しには主題や人名,地名,タイトルなどが,所在指示には該当ページ数や該当文献の書誌データなどが用いられる.検索効果を高めるため,見出し間に相互参照が付与されることもある.冊子体の索引では,見出しの冒頭部分が実際のアクセスポイントとなるため,見出しの形式が非常に重要であったが,コンピュータによる検索が可能になると,従来ほど見出しの形式にこだわる必要はなくなっている.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
©All Rights Reserved, Copyright Nihon Toshokan Joho Gakkai, 2013 編者:日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

さく‐いん【索引】
〘名〙
① (━する) ひっぱること。また、ひっぱってたどり出すこと。さがし出すこと。索隠。
※東京大正博覧会出品之精華(1914)〈古林亀治郎〉五「トロール漁業は、二百噸乃至五百噸の汽船に底索網を索引せしめ、海底の魚類を漁獲する漁業にして」 〔曾鞏‐移滄州過闕上殿箚子〕
② ある書物の中の、語句や事項などが容易にさがし出せるように、それらを抽(ぬ)き出して一定の順序に排列した表。引得。インデックス。〔布令字弁(1868‐72)〕
※三四郎(1908)〈夏目漱石〉八「あなたは索引(サクイン)の附いてゐる人の心さへ中(あて)て見様となさらない呑気な方だのに」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

索引」の用語解説はコトバンクが提供しています。

索引の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation