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細胞呼吸【サイボウコキュウ】

デジタル大辞泉

さいぼう‐こきゅう〔サイバウコキフ〕【細胞呼吸】
細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象内呼吸。組織内呼吸
[補説]酸素を必要とする好気呼吸と酸素を必要としない嫌気呼吸があり、好気呼吸は解糖系クエン酸回路電子伝達系の3段階、嫌気呼吸は解糖系で進行する。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

細胞呼吸
 内呼吸ともいう.細胞が酸素を取り入れエネルギー源を酸化する現象.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

さいぼうこきゅう【細胞呼吸】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

細胞呼吸
さいぼうこきゅう

生物個体が外界から酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する外呼吸に対して、細胞が体内に取り入れた酸素を消費し細胞外に二酸化炭素を出す現象で、内呼吸ともいう。また、この現象を細胞でなく組織のレベルでみた場合には組織呼吸とよぶ。生化学的にみた細胞呼吸とは、動物が分子状酸素を用いて有機物を酸化分解し、その過程で生体に利用可能な形で物質に含まれるエネルギーを獲得することをいう。真核生物で細胞呼吸をつかさどる細胞内器官はミトコンドリアである。ミトコンドリアは外膜と内膜からなる二重膜構造をもち、その数は1細胞当り肝細胞では約2500個、植物細胞では200個ぐらいである。ミトコンドリアの内膜に囲まれたマトリックス(基質)内にはクエン酸回路、脂肪酸酸化その他の酸化反応に関与する酵素群が存在し、内膜には電子伝達系、酸化的リン酸化系の諸酵素、およびコハク酸脱水素酵素などが結合している。これらが働いて細胞呼吸をする生化学的な仕組みは次のようである。糖、脂肪酸、アミノ酸などが代謝分解されてできたアセチル補酵素Aは、次にクエン酸回路に入り、脱水素されて二酸化炭素を生じる。こうして生じた二酸化炭素は細胞外に放出される。一方、除かれた水素は電子伝達系を経て、最終的には分子状酸素を用いるチトクロム酸化酵素により酸化され、水となる。この過程で呼吸によって取り込まれた酸素が消費されるのである。

[嶋田 拓]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さいぼう‐こきゅう サイバウコキフ【細胞呼吸】
〘名〙 細胞が外部から酸素をとりいれ、養物を二酸化炭素と水とに分解してエネルギーを発生させる現象。内呼吸。組織呼吸。

出典:精選版 日本国語大辞典
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