●細胞液【さいぼうえき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
細胞液
さいぼうえき
cell sap
植物細胞でよく発達している液胞を満たす液体。普通,弱酸性を示し,特殊な成分が蓄積していることも多くて,植物組織の味,色などは細胞液に基づくことが多い。また細胞に浸透圧を与え,吸水の原動力となる。中性赤 (色素名) で特異的に生体染色される。 (→細胞含有物質 )
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デジタル大辞泉
さいぼう‐えき〔サイバウ‐〕【細胞液】
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精選版 日本国語大辞典
さいぼう‐えき サイバウ‥【細胞液】
〘名〙 細胞内の空胞(液胞)を満たす液体。ふつう植物にみられ、塩類・糖・アルカロイド・タンニン・色素・蛋白質などを含む。
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