●経穴【けいけつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
経穴
けいけつ
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デジタル大辞泉
けい‐けつ【経穴】
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世界大百科事典 第2版
けいけつ【経穴 Jīng xué】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
経穴
けいけつ
鍼灸(しんきゅう)治療で、鍼(はり)や灸を行う部位で、「つぼ」ともいう。東洋医学(中国医学)の人体構造論、機能論によると、胸腹内臓にあたる五臓六腑(ろっぷ)(実際には六臓六腑とされる)が正常な機能を営むために、全身にわたって12の循環系統があり、これに沿ってエネルギー(気血)が巡るとされる。この循環系統を経絡(けいらく)とよび、この経絡上に点在するのが経穴である。経穴は、それぞれが所属する経絡を循環するエネルギーの過不足を診るところであると同時に、その過不足を整えて、人体機能を正常に復する治療点でもある。実際の治療で経穴を探すには、古典医書に基づき、定められた標準位置を中心に指先で軽く皮膚上をさすり、なでてみて、皮膚の栄養状態(ざらざらしているか、皮疹(ひしん)〈発疹〉などがないかなど)を調べ、ついで軽くその部位をつまんでみる。経穴部は、とくに軽くつまんだだけで走るような刺痛がある。さらに軽く指先で圧すると、痛みに伴って、皮膚の下に固い凝りや、しこり様のものとして感じられる。つまり、経穴は触診や圧診によって確認されるのである。経穴は電気が流れやすいということがつきとめられ、いろいろな電気探索器(ノイロメーター、皮電計など異種同類の機器)が創案され、これによって経穴をみいだす方法が広く行われるようになったが、治療上の効果が期待できる経穴のすべてが、電気が流れやすいとはいいがたい。経穴は全身で365あるとされるが、経絡にないものを含めると、その数はさらに多くなる。
[芹澤勝助]
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精選版 日本国語大辞典
けい‐けつ【経穴】
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