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結集【ケッシュウ】

デジタル大辞泉

けっ‐しゅう〔‐シフ〕【結集】
[名](スル)ばらばらになっているものを集めて一つにすること。また、一つにまとまり集まること。「総力を結集する」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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けつ‐じゅう〔‐ジフ〕【結集】
釈迦入滅後、教団の代表者が集まって仏説を集成し編集したこと。4回行われたとされる。けちじゅう。

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世界大百科事典 第2版

けつじゅう【結集】
サンスクリットのサンギーティsaṃgītiの訳で〈合誦〉の意。古代インドにおいては聖典伝承はもっぱら記憶暗唱にたよっていたが,教やジャイナ教では教祖の滅後,弟子たちがその記憶を確認しあうために集い,経法(ダルマ)を集成して後世に伝えた。仏教では釈尊滅後ただちにマガダ国の首都ラージャグリハ(王舎城)で500人の弟子たちが集まって第一結集が開かれた。そのときに釈尊の侍者アーナンダĀnanda(阿難)が中心となって教法が結集され,ウパーリUpāli(優婆離)が中心となって戒律(ビナヤ)が結集されたと伝えられる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

けっしゅう【結集】
スル
ばらばらになっているものがまとまって一つになること。また、集めて一つにすること。 総力を-する

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

けつじゅう【結集】
釈迦の死後、その教義を正しく伝えるため、主な弟子たちが集まって、正統的な教法を整理し経典を編纂したこと。釈迦入滅の直後より、数次にわたって行われた。けちじゅう。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

結集
けつじゅう
一般に仏教における聖典編集のための集会をいう。パーリ語のサンギーティsagtiまたはサンガハsagahaの訳語で、それぞれ「合誦(ごうじゅ)」または「集成(しゅうせい)」を意味する。今日に至るまでつごう6回開催されているが、その内容は時代とともに変化している。また南方の伝承と北方の伝承とでは食い違いがあり、かつその歴史性が学者によって問題とされる場合もある。
 まず第1回の結集は、仏陀(ぶっだ)(釈迦(しゃか))の入滅直後マガダの都ラージャグリハ(王舎城)の城外の精舎(しょうじゃ)で行われたといわれる。この第一結集の経緯についてパーリ律蔵(りつぞう)の「小品(しょうぼん)」に次のように伝えられている。仏陀の入滅まもないとき、マハーカッサパ(摩訶迦葉(まかかしょう))たちの一行はある外道(げどう)から仏陀の訃報(ふほう)を聞き知った。ところが一行のなかの老比丘(びく)(僧)が、「このことは汝(なんじ)らにふさわし、このことは汝らにふさわしからず、と我らを悩ました大沙門(だいしゃもん)から脱することを得た云々(うんぬん)」の暴言を吐いたのである。これを聞いたマハーカッサパは、やがて正しい教法が乱れ、正しい戒律が衰えるときのくるのを予感して、「友よ、我らはよろしく法と律とを結集して、非法興り法衰え、非律興り律衰えるときに先んじようではないか」と提言した。かくしてマハーカッサパの指導の下に集会が開催され、アーナンダ(阿難(あなん))とウパーリ(優婆離(うばり))の2人が誦出者(じゅしゅつしゃ)となり、それぞれ法と律を誦(じゅ)したのであるが、これにあわせて参加者一同がともに誦出したところから、「合誦(ごうじゅ)」の名が由来する。このようにして仏陀の説いた法と律とが教団全員の記憶のうちに刻み込まれたのであり、仏陀の人格と意志が外化され、口誦伝承として確立したのであり、その意義はすこぶる大きい。
 第2回の結集は、仏陀の滅後およそ100年に、戒律上の争いがもとで、ベーサーリにおいて700人の比丘が参加して行われた。また南方の上座部の伝承によれば、第3回の結集がアショカ王の時代に都のパータリプトラで行われ、モッガリプッタ・ティッサを首座として1000人の比丘が参加し、このとき『論事』の成立をみたといわれる。第4回の結集は、紀元前1世紀のころスリランカのアルビハーラ(石精舎(せきしょうじゃ))で開催され、このとき初めて、それまで口誦で伝承されていた三蔵(経律論)がその注釈とともに書写されたといわれており、その意義は大きい。また北方の伝承によると、2世紀のカニシカ王治下のカシミールで『大毘婆沙論(だいびばしゃろん)』が編集されたのであるが、これを第四結集とみなしている。さらに下って第5回の結集は1871年ビルマ(現ミャンマー)のマンダレーで、また第6回の結集は1954年仏誕2500年を記念して同じくビルマのラングーン(現ヤンゴン)で開催され、そのときビルマ文字によるパーリ蔵経の出版がなされたのである。[高橋 壯]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けっ‐しゅう ‥シフ【結集】
〘名〙
① 多くのものが集まって一つになること。多くのものを集めて一つにまとめること。また、その集まったもの。
※万葉(8C後)八・一五八一・題詞「橘朝臣奈良麻呂結集宴歌十一首」
※国際連合憲章(1956)前文「これらの目的を達成するために、われらの努力を結集することに決定した」
② 釈迦などの教えを集めること。→けつじゅう
※雑談集(1305)八「蓮華面経に〈略〉と結集(ケッシフ)したるよし聞き」

出典:精選版 日本国語大辞典
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けつ‐じゅう ‥ジフ【結集】
〘名〙 釈迦の入滅後、弟子たちが釈迦の教えを編纂したこと。また、その編纂。入滅後、間もなく行なわれた第一回の五百結集をはじめ、以後数回行なわれた。ただ所伝に異説がある。結経。けちじゅう。
※今昔(1120頃か)四「千人の羅漢皆集り座して、大小乗の経を結集(けつじふ)し給ふ」 〔摩訶僧祇律‐三二〕

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けち‐じゅう ‥ジフ【結集】

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旺文社世界史事典 三訂版

結集
けつじゅう

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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