●絶壁【ゼッペキ】
デジタル大辞泉
ぜっ‐ぺき【絶壁】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
ぜっ‐ぺき【絶壁】
〘名〙
① 切りたったがけ。ひじょうにけわしいがけ。絶崖(ぜつがい)。懸崖(けんがい)。断崖(だんがい)。きりぎし。
※四河入海(17C前)三「北方の山の絶壁を照す日光が北窓へうつりて、てりかかやくぞ」
※杜子春(1920)〈芥川龍之介〉「やっと耳にはひるものは、後の絶壁(ゼッペキ)に生えてゐる、曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけです」 〔謝霊運‐登石門最高頂詩〕
② 後頭部がまるくなく、たいらであること。また、その頭。
※夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一八年(1943)二月一五日「父である小和田氏の頭も、妻に聴くと、『ゼッペキよ』である」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「絶壁」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●絶壁の関連情報