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絶縁体【ぜつえんたい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

絶縁体
ぜつえんたい
insulator
物質の諸性質のなかで電気伝導率熱伝導率が十分小さいものをそれぞれ電気的絶縁体 (誘電体) および熱絶縁体という。両者とも伝導率の値に明確な境界はないが,電気の絶縁体のほうが導体と絶縁体との伝導率の差が大きく,その区別が明確にできる。電気伝導物質中で自由に移動しうる電荷のキャリアの運動に左右され,絶縁体ではキャリアの数がきわめて少く,かつほとんど移動しえない。熱伝導は物質内で原子分子,電子の熱エネルギーが移動する機構で決る。一般的傾向として固体では電気の絶縁体は同時に熱の絶縁体となる場合が多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ぜつえん‐たい【絶縁体】
電気や熱をきわめて通しにくい物質。電気を通さないエボナイトガラス雲母ゴム、熱を伝えにくいコルク粘土など。不良導体不導体

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ぜつえんたい【絶縁体】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぜつえんたい【絶縁体】
電気または熱を通さない物体。電気の絶縁体にはエボナイト・ガラス・雲母・ゴム・硫黄などが、熱の絶縁体にはコルク・粘土・煉瓦などがある。絶縁物。 → 誘導体

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

絶縁体
ぜつえんたい
電気を通さない物質をいう。金属のように電気をよく通す物質を導体というのに対比させて、不導体、不良導体ともいう。また、誘電体ともいう。ガラス、ゴム、木、プラスチック、エボナイト、油などは絶縁体の例である。絶縁体は第一に、電気を絶縁するために用いる。このとき注目すべき性質は、何ボルトの電圧まで耐えられるかという性質である。これを絶縁耐圧という。この電圧以上の電界が絶縁体に作用するとき、それは急速に電気を通すようになり、絶縁体内に放電がおこって破壊してしまう。これを絶縁破壊という。絶縁耐圧の大きな物質ほど薄い層で大きな電圧に耐えることができる。
 絶縁体を電界(電場)の中に置いたときの分極現象に注目するとき、これを誘電体とよぶことが多い。誘電体の電気的な性質は誘電率によって表される。誘電率とは、コンデンサーにおいて、電極の間が真空の場合の電気容量をC0、電極の間を誘電体で満たした場合の電気容量をCとするとき、比C/C0をいう。絶縁体を電気材料としてみるとき、これらの電気的性質のほかに、機械的性質、温度特性も重要な性質となる。なお、絶縁体といえども多少は電気を通す性質がある。水晶、プラスチックなどはこの性質が少なく非常によい絶縁体であるが、水は、とくにすこしでも塩類を溶解していると、わずかではあるが電気を通す。静電気では、水を導体として扱ってよい場合もある。[山口重雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ぜつえん‐たい【絶縁体】
〘名〙
① 電気伝導率が小さく、電気のきわめて流れにくい物体。エボナイト・ガラス・雲母・ベークライト・ゴム・パラフィンなど。不良導体。不導体。誘電体。〔現代大辞典(1922)〕
② 熱伝導率が小さく、熱をきわめて伝えにくい物体。コルク・粘土・煉瓦・ファイバー・発泡スチロールなど。不良導体。不導体。〔工学字彙(1886)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

絶縁体
ゼツエンタイ
insulator

電気を伝えない物質.[別用語参照]半導体

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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