●総辞職【ソウジショク】
デジタル大辞泉
そう‐じしょく【総辞職】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
そうじしょく【総辞職】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
総辞職
そうじしょく
一般には、ある組織の構成員すべてが一時に辞職することであるが、内閣総辞職の意味で用いる場合が多い。内閣総辞職とは、内閣の構成員(内閣総理大臣および国務大臣)に強い一体性を求めて、出処進退をともにさせた制度である。日本国憲法は内閣が総辞職すべきときとして、この趣旨から、(1)衆議院で内閣の不信任決議が成立し、10日以内に衆議院が解散されないとき(69条)、(2)衆議院議員総選挙後、初めて国会の召集があったとき(70条)をあげるが、内閣が内閣総理大臣中心の組織であることにかんがみて、(3)内閣総理大臣が欠けたとき(70条)をも規定した。しかし、施政上の引責や人心一新など、任意の目的での総辞職も可能である。
内閣が総辞職すると、国会は他のすべての案件に先だって内閣総理大臣を指名しなければならない(67条1項)。他方、総辞職後の内閣は、この指名に基づく任命がなされるまで、引き続きその職務を行う(事務処理内閣、71条)。つまり、従来の内閣総理大臣と国務大臣とは新しい内閣総理大臣の任命時にその地位を失うのである。なお、内閣総辞職に伴い副大臣もその職を辞す旨、法定されている(国家行政組織法16条6項)。
[佐々木髙雄]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
そう‐じしょく【総辞職】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
総辞職
そうじしょく
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「総辞職」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●総辞職の関連情報