@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

緑林【リョクリン】

デジタル大辞泉

りょく‐りん【緑林】
青々とした林。
《前漢の末期、王莽(おうもう)即位後、王匡(おうきょう)・王鳳(おうほう)らが窮を集め、湖北省の緑山にこもって盗賊となり、征討軍に反抗したという、「漢書王莽伝下にある故事から》盗賊のたてこもる地。また、盗賊。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

りょくりん【緑林 lù lín】
中国,王莽(おうもう)の新王朝(8‐23)末の反乱集団。王莽の失政飢饉で各地に民衆蜂起湖北では反徒が緑林山(湖北省当陽県)に集結して大軍勢となった。やがて劉秀らを推戴する南陽(河南省)の豪族集団と合流,緑林の推す劉玄更始帝に立てて王朝復興をめざし,王莽死後の長安を占拠した。だが政治が乱れて部将が離反し,劉秀も河北光武帝として即位,ついで更始帝は赤眉に敗れて殺された(25)。反徒が緑林山に拠った故事から後世群盗を緑林とよぶ。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

りょく‐りん【緑林】
〘名〙
① 青々とした林。みどりの林。
※三国伝記(1407‐46頃か)三「時に戴淵は岸の上の緑林の本に立て下知しけり」 〔嵆康‐贈秀才入軍詩〕
② (もと中国の湖北省当陽県の山の名。「漢書‐王莽伝下」「後漢書‐劉玄伝」に、前漢の末、王莽(おうもう)の時、王匡(おうきょう)・王鳳(おうほう)等が窮民をひきいてこの山にたてこもり、征討軍に抗して強盗をはたらいたとあるところから) 盗賊のたてこもる地。また、盗賊。
※本朝文粋(1060頃)四・貞信公辞摂政淮三宮等表〈大江朝綱〉「隴頭秋水、白波之音間聞、辺城暁雲、緑林之陳不定」 〔李渉‐井欄砂宿遇夜客詩〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

緑林」の用語解説はコトバンクが提供しています。

緑林の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation