@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

縁日【えんにち】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

縁日
えんにち
仏教行事もと仏教についての由来 () のある日を味する。民間に広く行われる行事で,仏教に限らず,神仏降臨救済,成仏などの由来のある日に,その神仏の供養をし,祭りを行う。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

えん‐にち【縁日】
ある神仏に特定の由緒ある日。この日に参詣(さんけい)すれば特に御利益があると信じられている。毎月の、5日は水天宮、18日は観世音、28日は不動尊など。有縁(うえん)の日。結縁(けちえん)の日。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

えんにち【縁日】
仏教が民衆生活と結びつく段階では,現世利益観念が強く表出している。そして特別に霊験あらたかな仏菩薩が出現する日に,寺院に詣でて礼拝すれば,かならず功徳を生ずるという信仰が発達した。それが縁日で,縁とは,〈結縁(けちえん)〉または〈有縁(うえん)〉あるいは〈因縁(いんねん)〉のことで,特定の仏菩薩が,特定の日に,特別に霊験あらたかになるように信者祈願と結びつくのである。たとえば7月10日は観音の四万六千日(しまんろくせんにち)といって,この日に参詣すれば,その功徳は,4万6000回参詣したのと同じになると説かれたりしている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

えんにち【縁日】
有縁うえんの日の意
特定の神仏に縁のある日。その日に参詣すると、特別な功徳があるという。参詣人相手に市が開かれることも多い。地蔵菩薩の24日、薬師如来の8日と12日など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

縁日
えんにち
神仏の降誕日、示現日、あるいは社堂創建といった、神仏のこの世との有縁(うえん)の日をいう。縁日はすでに平安時代よりあり、『今昔物語集』に「今日は十八日、観音(かんのん)の御縁日也(なり)」とあり、『古今著聞集(ここんちょもんじゅう)』20巻には「十五日、十八日ハ阿弥陀(あみだ)、観音ノ縁日」とある。それぞれの神仏が特定の日に示現してこの日の参詣(さんけい)者を救ってくれるという御利益(ごりやく)信仰によっている。寺院が秘仏とする本尊や境内(けいだい)仏を公開して、衆生(しゅじょう)に結縁(けちえん)の機会を与える開帳を、この日1日だけする場合も多い。縁日は会日(えにち)の訛(なま)り、つまり恒例的に催される仏会(ぶつえ)の日が本来であったとする説もある。もとは年1回であったものが、参詣人の増加につれて月ごととなり、さらに鬼子母神(きしもじん)のように8、18、28日となったものもある。縁日には縁起伝説によるものや、さらに忌み日をあてたもの、単に十二支によって数で日を示さないものなどがある。かくて、8日の薬師、10日の金毘羅(こんぴら)、13日の虚空蔵(こくうぞう)、16日の閻魔(えんま)、18日の観音、21日の弘法(こうぼう)大師、24日の地蔵、愛宕(あたご)、25日の天満宮、不動は2、7、28日などと雑多になり、加えて甲子(きのえね)の日は大黒、寅(とら)の日は毘沙門(びしゃもん)、巳(み)の日は弁天、午(うま)の日は稲荷(いなり)とされた。「朝に観音、夕に薬師」などといわれ、これらの縁日ごとに人気の高い神仏へ庶民の群参があったが、単にその日に参詣するだけでなく、地蔵講のように信徒が毎月24日に講を開く形もあった。むしろこのほうが縁日のあり方としては古いとみる考え方もある。関西ではその前夜を縁日とよぶ習いがあるが、関東では普通その当日をいう。縁日は近世以来、レクリエーションの日ともなり、市(いち)が立ち、見せ物小屋が並び、夜店も出て、人々に親しまれた。[萩原秀三郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

えん‐にち【縁日】
〘名〙 (「有縁(うえん)の日」「結縁(けちえん)の日」の略) 神仏の、この世に縁(ゆかり)のあるとする日で、その日に参詣して神仏と縁を結ぶと、ふだんにまさる御利益(ごりやく)があるといわれる日。月の三〇日を、五日は水天宮、一八日は観世音、二八日は不動尊などと、それぞれ神仏に配する。中世以降は、参詣者相手の見世物や物売りが参道に並び、観光遊山の性格が濃くなる。
※今昔(1120頃か)一四「今日は十八日、観音の御縁日也」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

縁日」の用語解説はコトバンクが提供しています。

縁日の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation