●縁語【えんご】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
縁語
えんご
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デジタル大辞泉
えん‐ご【縁語】
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世界大百科事典 第2版
えんご【縁語】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
縁語
えんご
和歌の修辞法の一つ。一首の歌を、そのテーマに直接関係ないところで、なるべくある一連の語を用いて構成しようとする技法、あるいはその語。たとえば「梓弓(あずさゆみ)春立ちしより年月の射るがごとくも思ほゆるかな」の場合、テーマは年月の経過の早さだが、「春(張る)」という語を導き出すために「梓弓」という枕詞(まくらことば)を用い、「梓弓張る」の関連で「射るがごとくも」という比喩(ひゆ)表現を用いるたぐい。一般に、枕詞、序詞(じょことば)、懸詞(かけことば)、比喩など、他の技法と併用される。よせ、より所、たよりなどともいう。『古今集』以後盛んになった技法だが、複雑で、飾りある表現として、ときに散文の世界でも用いられる。
[久保木哲夫]
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精選版 日本国語大辞典
えん‐ご【縁語】
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