●置換【ちかん】
パソコンで困ったときに開く本
置換
⇨検索
出典:(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」
デジタル大辞泉
ち‐かん〔‐クワン〕【置換】
1 置きかえること。「文字を記号に
2 数学で、相異なるn個のものの順列を、他の順列に並べ換える操作。
3 ある化合物中の原子や原子団を、他の原子や原子団で置きかえる化学反応。置換反応。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ちかん【置換 substitution】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
置換
ちかん
permutation; substitution





出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
置換
ちかん
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
日本大百科全書(ニッポニカ)
置換
ちかん
permutation
Mnを数字1、2、……、nのなす集合とし、SnでもってMnからMnへの一対一写像のなす集合を表すことにする。写像の合成を積とすることによってSnは群をなす。これをn次の対称群という。対称群の部分群を置換群と称する。σをSnの要素とするとσを視覚的に
と表す。上段の数字の像が下段の数字であるから、上段の数字の並び方は大きさ順でなくてもよい。つまり
である。
この事実を用いる積の計算法を述べておく。
σ、τをSnの二要素とする。
なお、置換群において単位元eは恒等置換
であり、σの逆元σ-1は
である。σσ-1=σ-1σ=eは上記計算法によって確かめられる。
[足立恒雄]
巡回置換
i1をi2に、i2をi3に、……、ikをi1に写し、他の数字を動かさない置換を(i1i2……ik)と記す。この種の置換を巡回置換という。すべての置換は巡回置換の積として表せる。
[足立恒雄]
互換
(ij)という形の巡回置換を互換という。(i1i2……ik)=(ik-1ik)……(i2ik)(i1ik)であるから、すべての置換は互換の積として表せることになる。偶数個の互換の積として表せる置換を偶置換、奇数個の互換の積として表せる置換を奇置換という。Snのすべての偶置換からなる置換群はn次交代群とよばれる。
[足立恒雄]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
おき‐かえ ‥かへ【置換】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
おき‐か・える ‥かへる【置換】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ち‐かん ‥クヮン【置換】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
化学辞典 第2版
置換
チカン
substitution, displacement
化学反応の三大様式,置換・付加・脱離の一つ.ある化合物に含まれる原子または原子団をほかの原子または原子団で置き換える,次のような形の反応を置換または置換反応という.
AB + C → AC + B
有機化学ではsubstitutionの頭文字をとりS型反応ともよばれる.たとえば,次のような反応である.
(1) C2H5I + OH- → C2H5OH + I-
(2) C6H6 + NO2+ → C6H5NO2 + H+
(3) C6H6 + C6H5・ → C6H5C6H5 + H・
(1),(2)の反応のように,イオン的機構の置換と,(3)の反応のように,遊離基機構の置換とがあり,前者はさらにその機構により,SN1型反応,SN2型反応,SE 型反応などに分類される.SN 型反応は主として飽和炭素上(まれに芳香族炭素上)で起こる反応であり,SE 型反応は不飽和炭素,芳香族炭素上で起こるものである.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)
Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「置換」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●置換の関連情報