●羅城門【らじょうもん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
羅城門
らじょうもん
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デジタル大辞泉
らじょう‐もん〔ラジヤウ‐〕【羅城門】
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世界大百科事典 第2版
らじょうもん【羅城門】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
羅城門
らじょうもん
「らせいもん」「らいせいもん」とも読む。羅生門と書き、「らしょうもん」と読まれるようになったのは後世になってからである。羅城(都城を囲む城壁)にある門という意味。平城京、平安京の正門で、京の南面中央にあり、朱雀(すざく)大路を隔てて朱雀門と対する。外国使節を迎えたり、京中の鬼気を追い出す「羅城祭」などの儀式も行われた。
平城京の遺構は奈良市と大和郡山(やまとこおりやま)市の境にある。近くを流れる佐保川により大部分が破壊されているが、その規模は東西5間と推定されている。平安京では東西7間、南北2間の重層門とされる。816年(弘仁7)に大風で倒壊、すぐに再建されたが、980年(天元3)ふたたび倒れてからは再建されていない。『今昔物語集』には羅城門の楼上に死人が捨てられていた話があり、平安京の荒廃ぶりを示す例としてよく知られている。
[吉田早苗]
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旺文社日本史事典 三訂版
羅城門
らじょうもん
羅城は都の周囲にめぐらした外郭で,羅城門は朱雀大路 (すざくおおじ) の南端にあった。平城京の羅城門址は奈良県大和郡山市にある。門は重層で平安京のそれは東西10丈6尺9(約32m),南北2丈6尺(約8m),東寺の西大門の西にあった。
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