@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

群島理論【ぐんとうりろん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

群島理論
ぐんとうりろん
群島が固有の地理的,歴史的,経済的,政治的単位を形成するほど密接な単一体をなしている場合,群島の外を結んだ線を群島基線とし,基線の内側群島水域を群島国家に固有のものとする考え方をいう。この考え方は,群島を形成する国家において,どのように領海の基線を引くのかという問題に端を発し,第1,2次国連海洋法会議においてインドネシアフィリピンが主張したが,ほとんど問題にされなかった。しかし第3次海洋法会議で前2国とフィジーモーリシャスがその採用を強く迫り,公式に承認されることになった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ぐんとう‐りろん〔グンタウ‐〕【群島理論】
領海の範囲に関して、インドネシアやフィジーなど群島によって構成される国家の主張する理論。群島の外端を結ぶ線を群島基線とし、その外側に領海や経済水域を設定し、内側の水域は国家の主権に属するとする。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

群島理論
ぐんとうりろん

群島によって構成される国家が主張する、領海に関する理論。大洋中の一群の島々と水域について、固有の地理的、経済的および政治的単位を形成するか、または歴史的にそのような単位と認められて、一体として扱う理論である。インドネシア、フィリピン、モーリシャス、フィジーなどの国々は、この理論に基づき、もっとも外側の島を結ぶ線を引き、この線を領海の基線とし、基線の内側の水域を内水に準じた群島水域としている。群島水域は、群島国の領域の一部を構成する。国連海洋法条約では、国際航行にとって必要な水路には、群島水域内に国際海峡のような航路帯を設けて、外国の艦船・航空機の通過のための航行を認めている。

[中村 洸]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

群島理論」の用語解説はコトバンクが提供しています。

群島理論の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation