●羽毛【うもう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
羽毛
うもう
feather
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デジタル大辞泉
う‐もう【羽毛】
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世界大百科事典 第2版
うもう【羽毛 feather】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
羽毛
うもう
鳥類に特有の、体表面に生える物質。皮膚からできるケラチン質のもので、発生学上は哺乳(ほにゅう)類の毛や爬虫(はちゅう)類の鱗(うろこ)と同一である。羽毛は、第一に体温の保持に関係しており、鳥類の定温性に不可欠である。次に翼や尾の羽毛は飛翔(ひしょう)器官として機能し、体羽は全体として体を流線形にして飛翔に適した外形を形づくるのにも役だっている。
正羽(せいう)とよばれる板状の羽毛は、体表面上の羽区(うく)とよばれる特定部位に生える。この正羽は、羽軸(うじく)、羽枝(うし)、小羽枝よりなり、小羽枝についている鉤(かぎ)が互いに絡み合って板状になっており、この点で哺乳類の毛とは異なる。重なり合った正羽の下には、板状にならない柔らかな綿羽(めんう)downが生えている。これは羽域以外の裸区にも生えており、保温効果を高めるのに役だっている。ガンカモ類などの水鳥では体表面全体に密生している。幼鳥の綿羽は幼綿羽という。羽軸はほとんどなく、正羽が出るとその先についてしばらく残る。羽毛は初め羽鞘(うしょう)に包まれ、血管からの養分によって成長し、色素や空胞ができて美しい色を発する。
なお、服飾面でも、服装・アクセサリー、そして寝具などにも幅広く利用されている。
[樋口広芳]
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精選版 日本国語大辞典
う‐もう【羽毛】
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