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習性【シュウセイ】

デジタル大辞泉

しゅう‐せい〔シフ‐〕【習性】
後天的に習慣が性質となったもの。習癖。「サラリーマンの習性
同種の動物に一般的にみられる行動の特性。「冬眠する習性

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

しゅうせい【習性】
動物の行動に現れる、その種に特有な性質。
習慣によって身についた性質。くせ。ならい。 夜ふかしが-となる

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

習性
しゅうせい
habit
動物の一つの種または個体群に共通して認められる特有な行動様式。生得(せいとく)的・遺伝的な本能行動と経験によって習得した学習行動を総称している。この語が動物生態学や自然史(自然誌・博物学natural history)の分野で使用される場合は、主として鳥や魚、昆虫などが野外自然でみせる生得的行動をさしている。これに対し、心理学では学習行動をさし、日常的行動が規則正しく反復されて完全に習得され、行動が自動的に解発される場合で、習慣とよび、習性は習慣化された性質をいう。動物の生得的行動の研究が進み、本能とよばれた適応的で複雑な生得的行動を科学的に説明できるようになって、本能行動をおもにさした習性の使用頻度は少なくなった。
 動物行動学者ローレンツの「本能‐学習絡み合い説」は、生得的行動のなかにも学習的要素があることの指摘であり(たとえば、ジガバチのアオムシ狩りにおける潜在学習)、彼らは具体的な行動が本能か学習かに執着しないで研究した。このことが日本の生態学者に動物行動学(エソロジーethology)を習性学と訳させた。習性のなかで主として本能に依存し、その発達がもっとも著しい動物群は昆虫である。ミツバチの社会生活や採餌訪花(さいじほうか)に際してふるまう仲間との伝達行動の収穫ダンスなどはよく知られている。これに対してヒトは学習(習慣)に依存して生活する動物の最先端に位置している。今日では習性は習慣の意味で使用されることが多い。[植松辰美]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しゅう‐せい シフ‥【習性】
〘名〙
① 習慣によってできあがった性質。くせ。ならい。
※集義和書(1676頃)一五「此心習性と成て、成人の後気随になり」 〔北史‐常爽伝〕
② 動物の種または個体群の中に共通して見られる行動様式。
※動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉上「翻芻類は独り胃の其習性に適するのみならず」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ならい‐しょう ならひシャウ【習性】
〘名〙 (「習い性(せい)となる」から) 身について、生まれながらの性質のようになった習慣。

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