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考課【こうか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

考課
こうか
Kao-ke; K`ao-k`o
中国の歴代王朝が行なった官吏成績を調べて賞罰を行うこと。周代には3年ごとに官吏の成績を調べ9年ごとに判定したといわれるが,成文法化したのはの初め文帝のとき。以後の王朝も内容に多少の相違はあるが実施し,成績によって昇官させたり降等させたりした。日本でも文武天皇 (在位 697~707) がこれを制定した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こう‐か〔カウクワ〕【考課】
公務員・会社員などの勤務成績を調査して優劣を定めること。「人事考課
銀行・会社などの営業成績を調査・報告すること。
律令制における官吏の勤務評定

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

こうか【考課】
官吏に対する勤務評定をいう。
[中国]
 も〈はかる〉ので,考功ともいう。唐代の制度では中央の吏部に考功郎中が置かれてその事務をつかさどった。中央の各官庁および地方の長官は,毎年その部下の成績を評定して9等に分かち,吏部に送付すると,考功郎中が別に任命された審定官と協議して判定する。評定の標準として,四二十七最なる条項があり,善とはすべての官職に通じて挙げることのできる善業であるから,1人で四善を兼ねることができるが,最とはそれぞれの職種における最高の業績であるから普通には1人には一最しか与えられない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうか【考課】
官吏・従業員・学生などの仕事ぶりや成績を調査して報告すること。 -表 人事-
律令制で、毎年各官司の長官が官吏の勤務成績を評価すること。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

考課
こうか
律令制下における官人の勤務評定。令制の考選法では、官職は内長上(ないちょうじょう)(常勤の中央官人)、内分番(ないぶんばん)(非常勤の中央官人)、外長上(げちょうじょう)(常勤の地方官人)、外散位(げさんい)(非常勤の地方官人。のちに外分番(げぶんばん)と呼ばれた)に区分されるが、長上は年間の勤務日数が240日以上、分番は140日以上が勤務評定の前提となる。次に内長上は「善」という徳目的基準と「最」という職務達成基準により上上から下下の9等で、その他は勤務状況によって上から下までの3等(郡司(ぐんじ)と軍毅(ぐんき)は上から下下の4等)で、本司の長官により評定された。そして、こうした勤務評定を一定の年数積み重ね(これを成選(じょうせん)といい、その年数を選限(せんげん)という)、その総合成績により位階が進められた。当初の選限は、内長上6年、内分番8年、外長上10年、外散位12年であったが、706年(慶雲3)にそれぞれ2年ずつ短縮された。[寺内 浩]
『野村忠夫著『増訂版 律令官人制の研究』(1978・吉川弘文館)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐か カウクヮ【考課】
〘名〙
① 令制で、官人をその執務成績、操行、才能によって評価すること。考績。
※令義解(718)職員「卿一人。〈掌〈略〉考課〈略〉功臣家伝田事〉」
② 養老令の編名。官人の成績により、叙位・昇進などを決定する考課に関する規定を集める。七五条から構成される。〔令義解(833)〕
③ 官吏候補者に課される試験。考試。
※文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉五「我国にてはこれを分けて四科の考課と別にせり」
④ 軍人・官吏・学生などの成績・操行・学業を調べて報告すること。また、銀行・会社の営業成績を調べて報告すること。考績。「人事考課」
※日本外史(1827)一三「守護之任、猶得考課易置、如古之国司

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