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股引【モモヒキ】

デジタル大辞泉

もも‐ひき【股引】
脚にぴったりする、保温・防寒用のズボン下。 冬》
脚に合わせて仕立て、腰と足首とをひもで締める形にした木綿地の仕事着。江戸末期から、半纏(はんてん)腹掛けとともに職人の常用着。絹地のものは、江戸ではパッチといった。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ももひき【股引】
ズボン状の下半身に着用する下ばきの一種。江戸時代,職人がはんてん(半纒),腹掛けと組み合わせて仕事着とした(図)。紺木綿の無地に浅葱(あさぎ)木綿の裏をつけ袷(あわせ)仕立てにしたが,夏用には白木綿や縦縞の単(ひとえ)もあった。すねにぴったりと細身に作るのを〈いなせ〉(粋)とし,極端なものは竹の皮をあてて(かかと)をすべらせなければはけないほど細く仕立てた。後ろで打ち合わせてつけ紐で結ぶのが特徴で,腰の屈伸が自由で機能的な仕事着である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ももひき【股引】
ももはばきの転
保温のためにズボンの下などにはく男子用下着。
男子用下衣。後ろで左右の股上が重なり、脚部が細い。近世以降、半纏はんてんと組み合わせて、商人や職人が用いた。 [季] 冬。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

もも‐ひき【股引】
〘名〙 (「ももはばき(股脛巾)」の変化した語)
① 腰部から脚部、主として股の部分をおおう男子用の下ばき。象股引、猿股引など。パッチ。《季・冬》
※大館常興日記‐天文八年(1539)一二月三日「御走衆六人〈きゃはん ももひき〉」
② 義太夫節をしゃれていう語。「土佐上下に外記袴、半太羽織に義太股引、豊後可愛や丸裸」の俚諺による。
※雑俳・柳多留‐六三(1813)「股引を宮戸立派にして下り」
※雑俳・柳多留‐一〇(1775)「もも引の泊りもとるでけひるなり」
④ 銭二〇〇文をいう語。指二本を立てた形が①に似ているところからいう。
⑤ (④から転じて、揚げ代が二〇〇文だったところから) 私娼をいう語。

出典:精選版 日本国語大辞典
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