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育児囊【いくじのう】

世界大百科事典 第2版

いくじのう【育児囊 marsupium】
オーストラリアを象徴するカンガルーコアラは分類学的には有袋類と称されるグループに含められるが,有袋類とは育児囊をもつ動物という意味である。われわれヒトをも含めた真獣類(有胎盤類)では,受精卵はある程度発生を進めた胚盤胞の段階で母親子宮に着床する。以後母体から栄養と酸素供給を受けながら成長・発育し,子はほぼ親に近い形をとって出産される。しかし,有袋類の胎盤は真獣類の漿尿膜(しようにようまく)胎盤とは異なり,機能の劣る卵黄囊胎盤なので,胎児は母親の子宮の中で十分な発育を遂げることができず,非常に未熟な状態で分娩(ぶんべん)される。

出典:株式会社平凡社
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