●背骨【せぼね】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
背骨
せぼね
vertebral column; spine
脊柱に同じ。脊椎動物の内骨格の一つで,体の中軸骨格。頭骨に続き縦列する多くの椎骨より成る。椎骨の間に椎間軟骨があり,体を曲げることができる。発生的には脊索を中心にその周囲に造骨組織が集って構成されるが,円口類では脊索に沿ってわずかの軟骨片が生じるのみである。軟骨魚類では終生軟骨のままであり,それ以上の動物では骨化した椎骨を形成する。椎骨の数は種によって異なる。哺乳類ではさらに頸椎,胸椎,腰椎,尾椎の別を生じ,これに外肢骨が結合する。また脊柱にはその背側内部を通る脊髄を保護する働きもある。
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デジタル大辞泉
せ‐ぼね【背骨】
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世界大百科事典 第2版
せぼね【背骨】
脊柱の俗称。ヒトの場合,32~34個の椎骨からなる。脊柱
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精選版 日本国語大辞典
せ‐ぼね【背骨】
〘名〙 =せきちゅう(脊柱)〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※宇治拾遺(1221頃)一二「走りよる背中をうてば、せぼねを打ち切りて、くたくたとなしつ」
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日本大百科全書(ニッポニカ)
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