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能登半島【のとはんとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

能登半島
のとはんとう
本州中央部から日本海に突出する半島大部分石川県,一部は富山県に属する。南西北東に長く約 100km。大部分は標高 100~300mの新第三紀層の丘陵性の山地で,基部に宝達丘陵,北東部に奥能登丘陵がある。平野は邑知潟平野(おうちがたへいや)以外は小規模である。海岸は日本海に臨む外浦珠洲岬と,富山湾に臨む内浦灘浦に分けられるが,いずれも景勝地が多く,大部分が能登半島国定公園に含まれる。七尾湾には能登島がある。産業は観光,漁業林業牧畜および織物,弱電器具の工業で,輪島漆器を特産。冬季は杜氏として働く人々も多い。古くから海路で九州や山陰地方,さらには渤海,高句麗との交流もあった。海と丘陵の国であり,長く陸上交通より海上交通が主であったため,各地に独特な習俗,行事,祭りが残っている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

のと‐はんとう〔‐ハンタウ〕【能登半島】
本州中央部の日本海に突出する半島。大部分は石川県。東の富山湾側を内浦、西側の日本海岸を外浦とよぶ。

出典:小学館
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デジタル大辞泉プラス

能登半島
日本のポピュラー音楽。歌は女性演歌歌手、石川さゆり。1977年発売。作詞阿久悠作曲:三木たかし。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

のとはんとう【能登半島】
本州中央部に位置する日本海側最大の半島。石川県の北半部を占め,一般に能登地方と呼ばれる。石川・富山県境をなす宝達(ほうだつ)丘陵を基部として北に突出し,南北約100km,東西約50kmに及び,半島基部から富来(とぎ),中島,能登島の3町を結ぶ線までの口能登と,その北の奥能登に区分される。また,半島の北岸および西岸の日本海側を外浦,東岸の富山湾側を内浦と呼ぶ。 半島は全体に低平な準平原的地形で,新第三紀層が骨格をつくる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

のとはんとう【能登半島】
石川県北部、日本海に突出する半島。東側の富山湾側を内浦、西側の日本海側を外浦という。沖を流れる対馬暖流の影響で暖地性の植物もみられる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

能登半島
のとはんとう
本州中央部にあり、日本海側では最大の半島。南北約100キロメートル、東西30~50キロメートル。大部分は石川県に、基部東側は富山県氷見市(ひみし)に属す。東側に富山湾を抱き、この沿岸を内浦(うちうら)、北側、西側の日本海岸を外浦(そとうら)と称する。また半島先端部を奥能登、基部を口能登(くちのと)、七尾(ななお)・氷見両市の富山湾岸を灘浦(なだうら)という。内浦に能登島があり、七尾湾を南湾、西湾、北湾に分ける。一般に低平な丘陵性地形をなし、最高峰は口能登の宝達山(ほうだつさん)(637メートル)で、石川・富山県境を宝達丘陵がほぼ南北に走り、さらに奥能登丘陵が北東―南西方向に広がる。口能登には邑知潟(おうちがた)地溝帯が奥能登丘陵と並行に走り、半島最大の平野をなす。邑知潟などの潟湖(せきこ)は干拓により大部分が水田となった。河川は短く、樹枝状に丘陵を刻み、小平地をつくっている。奥能登外浦や宝達丘陵では地すべり地形が多く、その防止に苦慮している。海岸段丘が数段にわたり発達し、とくに内浦で顕著である。ここには珪藻土(けいそうど)の堆積(たいせき)が著しく耐火れんがなどに加工している。内浦はリアス式海岸が多く、九十九(つくも)湾を典型とする景観を示す。外浦は曽々木(そそぎ)、能登金剛(こんごう)に代表されるように断崖(だんがい)や奇岩・怪石の多い景観を展開する。新第三紀層が広く発達するが、基盤に飛騨片麻(ひだへんま)岩類や古生代末の深成岩類がある。外浦には中新世の安山岩溶岩、火砕岩類がある。対馬(つしま)暖流の影響で積雪は少ない。タブ、シイ、ツバキなど南方系の照葉樹が分布し、他方、北方系のアテ(アスナロ)の樹林などもみられる。溜池(ためいけ)が多いのも特色で、梅雨期の豪雨で水害を被ることがある。農林畜産、水産業を主体とし、沿岸は好漁場でブリ、イカなどの水揚げが多い。氷見、七尾、輪島、宇出津(うしつ)港などが漁業基地。志賀(しか)町、白山(はくさん)市には石川県水産総合センター生産部があり増殖に努めている。口能登で繊維工業の発達をみたが、弱電工業とともに半島一円に普及し、志賀町には能登中核工業団地が造成された。海岸地帯を中心に能登半島国定公園に指定され、和倉温泉(わくらおんんせん)はその観光基地。大陸、山陰との交流を示す遺跡も多く、近世は海上交通の基地で栄えた。JR七尾・氷見線、のと鉄道、海岸部をほぼ一周する国道249号などのほか、中心部に能登有料道路が通じる。また、半島北部、石川県輪島市、穴水(あなみず)町、能登町にまたがる木原(きはら)岳周辺に能登空港がある。[矢ヶ崎孝雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

のと‐はんとう ‥ハンタウ【能登半島】
石川県北部を占める半島。七尾・羽咋(はくい)の両市を結ぶ線を基部とし、日本海に突出する。富山湾に面する東側を内浦、日本海に面する西側を外浦といい、東側に七尾湾を抱く。

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